> 東日本大震災のチャリティーを目的に開催された『第3回沖縄国際映画祭』の趣旨に賛同し、世界中の映画祭関係者から被災地のために協力させてほしいとの 声が、同映画祭の運営を手がける吉本興業に寄せられていることがわかった。すでに韓国の釜山国際映画祭の主催者が具体的に協力を申し入れており、今年10 月の開催時には、沖縄国際映画祭の“エールTシャツ”をスタッフが着用することを確約。被災地の避難所などで映画の上映会を実施するための作品選定にも協 力するという。

 映画祭には、価値ある作品を一つでも多く集め、新作をいち早く紹介し、劇場公開の有無にかかわらず映画のさまざまな面白さを伝える役割がある。吉本側 は、被災地支援の相談を受けた各映画祭関係者に、被災地の避難所などで上映するのにふさわしい作品を推薦してほしいと要請。「映画を上映できる環境が整え ば、順次、被災地での上映会を実施したい」としている。