> 歌手の近藤真彦、少年隊の東山紀之らジャニーズ事務所所属タレントが3日、東京・代々木第一体育館前広場で1日より開催の東日本大震災支援プロジェクト 『Marching J』の募金活動に参加した。最終日の最後の募金協力者を見送った近藤は「『Marching J』は今後も動き続けて、被災された方に熱いメッセージを送り続けないといけない。1番大切なのは1人ひとりの気持ち、という意識で届けていく。一丸と なって努力していく」と長期にわたる支援を約束した。この日は16万1000人が集まり、3日間で延べ38万9000人が訪れた今回の募金活動。集まった 義援金の金額について近藤は、同プロジェクトがスタートしたばかりということから「現時点での公表を控える」とした。

 同事務所の全タレントが参加する一大プロジェクトとあって、初日に10万1000人、2日目には12万7000人が集結した今回の募金活動。この日は内 海光司、佐藤アツヒロ、岡本健一、SMAP、V6の坂本昌行、長野博、森田剛、三宅健、岡田准一、嵐の相葉雅紀、松本潤、大野智、NEWSの小山慶一郎、 加藤成亮、増田貴久、手越祐也、Hey!Say!JUMP、生田斗真、屋良朝幸、風間俊介、長谷川純、内博貴、Kis-My-Ft2、 B.I.Shadowの総勢48名が駆けつけた。

 3日間の募金活動を通じて近藤は「ジャニーズ事務所、タレントの絆の強さを感じた。この絆があれば、いつまでも続けられると思う」と、ジャニーズファミ リーやファンとの一体感を実感した様子。東山は「スポーツ界、エンターテインメント界も1つになろうとしている。この流れを止めちゃいけない。この輪を広 げていかないといけない。今が始まり。また、みなさんの力をお借りしていきたい」と語った。

 前日に続いて登場したSMAPは、ヒット曲「世界に一つだけの花」や「夜空ノムコウ」をアカペラで披露。中居正広は「この3日で最後になりますが、長い スパンで関心や意識を持ってもらいたい。『Marching J』を通して支援していきたい」と1日も早い復興のために努めていくことを誓った。また、V6・坂本は「世界に誇れる日本を作っていきましょう」と呼びか けていた。

 ジャニーズ事務所では今回の災害を受け、被災地にコンサート用電源車、タンクローリー、救援物資、搬送用トラック、燃料などを提供。今回の募金活動では、3日間で総勢100名を超える全所属タレントが参加した