チャガティー(茶がティーなのは当たり前だろという突っ込みはなしでお願いします)、試してみました。
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チャガってなにさ、あんたがたどこさ、と思いましたらば、これはキノコの一種で和名を山のあなたじゃなくて「カバノアナタケ」というそうです。「猿の腰掛け(サルノコシカケ)」みたいなもんですかね、「河馬の穴だけ」なんて(←全然違うから!)。

実際は「カバ」は動物の河馬じゃなくて(「河馬の穴」なんてレスラー養成施設はないのでした)白樺の「樺」、カバノアナタケは日本では
北海道の山岳地帯の一部(2万本に1本と言われている)の 白樺の立木にしか寄生しない幻のキノコと言われているそうです(だからロシア産なのね)。

そのカバノアナタケ、チャガをお茶として飲めるように加工したものがチャガティー。

Who killed Cock Robin?
美容にも健康にも効きそうですが、ワタクシ、上のリーフレットの「こんな方に」の「飲み過ぎ」の部類にばっちり符号するものですから、今回はワインを飲む前に飲んでみることにしました。

ティーバッグは本来煮出し用なので少々大きめ。
Who killed Cock Robin?


熱湯を注ぐと一杯目は割とすぐに色が出ます。
Who killed Cock Robin?


そのまま5分おいて濃くしたのを飲んでみました。
Who killed Cock Robin?
味の方は、お茶と言われればそんな気もしないではありませんが、まあ、キノコの味でしたね。キノコといっても食卓でおなじみの椎茸とかエノキとかブナシメジとかじゃなくて
、もちろんマタンゴでもなくて(←当たり前!)、健康食品で有名なアガリクスの方です。私、以前に粉末というか粉砕された乾燥アガリクスを食べたことがあるのですが、その時と似たような味わいを感じました。摂取の方法としては乾燥した細かいアガリクスを口に入れてもしゃもしゃ噛み砕いて無理矢理のみこむより、こうやってお茶として頂く方がずっと優雅なのは確かです。

さて、その効力ですが、ワタクシ、先程ワインを飲む前に飲んだと書いたとおり、この5分おいたチャガティーをぐっと飲んで、その直後に赤ワインをぐぐっとグラスに一杯のんだのですよ。その時、とてもとても空腹だったので(半日ロクにものを食べていなかった)、おつまみ代わりにピザのハーフサイズを食べて、当然ワインも一緒におかわりしてぐぐぐのぐっと飲んでたわけです。

普通ね、これだけの空腹時にワインをグラスに一杯一気に(←おい!)飲んだら、その酔いは急速で強いのです。私はアルコールにはわりと強い方ですが、それでもこんな飲み方をすれば大抵はあっけなく酔っぱらってしまうのですよ。

それなのにチャガティーを飲んだ後のワインは一体どこへ消えてしまったの? と思うぐらい、全く酔わなかったんですよね。

私はウコンを飲んだこともありますが、ウコンは頭はわりとはっきりしているものの、アルコールが体に及ぼす効果をなくすものではないのですよ。酔いは酔いとして、体にきます。酔いの効果を自覚しつつ、でも正気はなんとか保ってるというのがウコンです。

ところが、チャガティーは違う。その時はワインとチャガティーを交互に飲んでたんですが、まるでアルコールの影響を感じなかったんですよ。ほんとに血中アルコール濃度増えてんのか? と思うぐらい。

もちろん、量は量としてアルコールを摂取しているわけですから、体に影響ないわけないのです。でもね、普段なら空腹時にワインの一気飲みなんかしたら1時間でいい具合に酔っぱらって眠くなるのに、全然眠くならない。かえって目がさえてるぐらいなんですよ、不思議でしょ。

まあ、酔わない、というか酔った気がしないからといってがばがば酒飲んでたら今度肝臓にきますからね、それはやめた方が絶対いいでしょうが、それにしてもチャガティーの威力はすごいです。仕事上、つきあい酒を断れないけれど頭はスッキリハッキリさせておきたい方には強い味方になるんじゃないでしょうか。

どうぞお試しを!

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