オリコン より(以下一部抜粋)

>タレントの萩本欽一が12日、神奈川・横浜スタジアムでのプロ野球セントラル・リーグ開幕戦「横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ」で始球式に登板。大歓声 のなか、山なりのボールを放った萩本は「ハマっ子の、東北に届くような拍手があってジーンとしたよ」と感慨深げにマウンドを振り返った。

 プレイボール前に、欽ちゃん走りでマウンドに向かった萩本は、林文子横浜市長からボールを受け取り「いくよ! 歓声が東北に届くように」と投球モーションへ。助走を付けて投じる“欽ちゃん投球”で会場を盛り上げた。

 神奈川県民の萩本は「横浜はよく“どん尻”にいるけど、立ち上がる絶好のチャンス。ハマっ子が頑張れば、東北への応援にもなるんだから」と横浜ベイス ターズを支持。「3戦に1戦くらいは球場に来たいね」と、野球界を盛り上げるために自ら広告塔的存在になろうという考えも打ち明けた。

 復興支援の具体案としては「僕を“ハマっ子魂集結監督”などにして欲しい」と提案。「(就任により)観客が集まった分をギャラにしてもらって、それを東 北へ持っていきたい」と語り、さらに「(今季より加入の)森本(稀哲)くんのパフォーマンスにもギャラを出してもらって、それも持っていきたい。ハマの番 長(三浦大輔)もついて行くって言ってくれたし。長いスタンスで応援できたらって思っている」と球団関係者に懇願した。
 開幕セレモニーでは、シンガーソングライターの米重優哉が君が代を独唱後、東日本大震災の犠牲者へ哀悼の意を表して両チームの選手が黙とう。また今年で 6年目を迎えた横浜ベイスターズ専属チアチーム「diana(ディアーナ)」が被災地復興への思いを込めたダンスパフォーマンスを披露した。