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 モダンホラーの帝王スティーブン・キングの大長編小説「ダーク・タワー」を、映画3部作とテレビシリーズで完全映像化するプロジェクトが進行中だが、その主人公ローランド役がハビエル・バルデムに決定した。

S・キング「ダーク・タワー」シリーズ新作刊行で映画化への影響は?

 米Deadlineが報じたもので、近日中に正式契約にいたるものと見られている。同プロジェクトは、主人公の“最後のガンスリンガー”ローランドと仲間たちが暗黒の塔を探し求めて旅をする全7部構成の同名ダークファンタジー。「ダ・ヴィンチ・コード」「ビューティフル・マインド」のロン・ハワード監督がメガホンをとる。

 映画の第1作を公開しその後、第2作への橋渡しとなるテレビシリーズのシーズン1を放送。さらに2作目の公開、テレビのシーズン2の放送を経て、完結編となる映画第3作を公開するという壮大な試みだ。ハワード監督は映画とテレビシリーズの第1弾でメガホンをとり、9月のクランクインを予定している。原作者のキングもプロデューサーとして参加する。

 主役が決定したことで、今後ほかのキャスティングが急ピッチで行われる見込みだ。


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