ハリウッドチャンネル より(以下一部抜粋)

数年前から話題にのぼっているSFサスペンス「ゼイリブ」(89)のリメイク化について、「クローバーフィールド/HAKAISHA」(08)のマット・リーヴスがメガホンを取ることがわかった。

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 「ゼイリブ」は、主人公が特別なサングラスを通してエイリアンの姿と、彼らの情報操作を見破り、地球が侵略されつつあることに気づくというストーリー。サブリミナル効果などを取り上げたことでも注目された。もともとはレイ・ネルソンのSF短編「朝の八時(英題:Eight O'Clock in the Morning)」を映画化したものだったが、今回のリメイクはより原作に忠実なものになるという。

 米エンタメサイトCinemaBlendによると、リーヴスはリメイク版を「ある男の悪夢を探る心理的SFスリラー」と表す。また、オリジナルと比較し「(監督の)ジョン・カーペンターは我々が政治的・社会的にコントロールされた影響下にあることを風刺していた。私はもっと感情的な側面を描きたい」と視点の違いを強調している。

 完成すればフィリップ・カウマン監督「SF/ボディ・スナッチャー」(79)やロマン・ポランスキー作品のようなスタイルになるとのこと。

 リーヴスの最新作は北欧ホラー「ぼくのエリ 200歳の少女」(10)をリメイクした「LET ME IN(原題)」。(邦題は「モールス」)

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