NEWSと関ジャニ∞のメンバー、錦戸亮(26)が15日スタートの連続ドラマ「犬を飼うということ~スカイと我が家の180日~」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)で初主演を果たす。錦戸を直撃すると、思わぬ愛犬家の一面を披露した。

 ドラマは、錦戸演じる夫と妻(水川あさみ)、2人の子の4人家族が崩壊しかけたところ子犬を拾って奇跡的に再生する物語。“出演者”のメスのポメラニアンを抱きかかえる錦戸は、すっかり慣れている。

 「実家(兵庫県尼崎市)で、イタリアングレイハウンドの“ホーリー”と、チワワの“越後屋”を飼ってます。2匹ともメスの小型犬です。越後屋は悪そうな顔をしてるのに、めっちゃビビリ。ドッグランに行くときは“えっちゃん”って呼んでます」

 犬がカーペットの部屋でソソウをしそうになって、手でウンコを取ったこともあるという“子煩悩”ぶりだ。

 ドラマでは中流機械メーカーのサラリーマンとして年上の社員に整理解雇を告げる立場。「つらいですが、実際にあり得ることなんだろうなぁと、世の中の現 状を教えられます」と、リストラ時代を実感。そんな父親が家に帰ると、気持ちがバラバラに離れた家族の中で子犬が待っている。

 「犬を通して、みんなが会話をしていく。なんて言うんですかね。家族が集まってテレビを見るように、だんらんに犬がいる。会話が増えるんじゃないですか」

 大震災の被災地支援では、ジャニーズ事務所総出で約39万人の募金を集め話題になった。

 「来たくても来れなかった人もいるでしょうし、すごい規模です。僕自身、携わることができてよかったです」

 被災犬の映像には心を痛めたという。

 「屋根に取り残された犬や、被災して横たわった犬を守っている犬の映像を見て、助けてあげたいと…でも難しいですよね。ホンマにぶっちゃけたら、犬より人を助けな…ということもあるでしょうし、ここで、こうして言えるだけで」と愛犬家らしい無念の表情を浮かべていた。