> オーランド・ブルーム(Orlando Bloom, 34)はJ・R・R・トールキン(J.R.R. Tolkien)の小説「ホビットの冒険」を原作とする前後2部作の映画に、再び弓の名手であるエルフの戦士レゴラス役での出演を熱望している。ファンの 期待が高まる同作のメガホンを取るのは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン(Peter Jackson)監督で、すでに脇役にはそうそうたるキャストの名前が挙がっている。オーランドはファンタジー・シリーズでもう1度才能ある監督と仕事が できることを心から望んでいるという。
「賭けてもいいよ」とオーランドは米MTVとのインタビューで答えた。「でもまだあまりしゃべっちゃいけないんだ。まだ企画が進行中だからね。でもまたピーター・ジャクソンと仕事ができるなら、とても光栄なことだよ」
オーランドは語り草にもなった長いブロンドのウィグと、合成の耳を装着してエルフのプリンスになりきってみせた。もう1度あのコスチュームを掘り出して身に着け、同じ役をするのも面白いという。
ピーター・ジャクソン監督のために、例のコスチュームをまた着るのも構わないかと聞かれたオーランドは、「彼のためなら何でもするよ」と熱意をこめて答えた。
脚本は現在、ジャクソン監督とギレルモ・デル・トロ(Guillermo Del Toro)、フラン・ウォルシュ(Fran Walsh)、フィリッパ・ボウエン(Philippa Boyens)が共同で書き進めている。脚本を読んだことを明らかにしたオーランドは、その出来が素晴らしいと語った。
「とてもいい出来だよ」とオーランドは話した。
『The Hobbit(原題)』は先月から制作が始まり、2012年11月の公開が予定されている。ビルボ・バギンス役にマーティン・フリーマン(Martin Freeman)のほか、ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、イライジャ・ウッド(Elijah Wood)、イアン・マッケラン(Sir Ian McKellen)、クリストファー・リー(Christopher Lee)らも同ファンタジー大作に出演する契約を結んでいる。