http://woman.infoseek.co.jp/news/celebrity/story.html?q=hwchannelw_20110503_0201

>シャーリーズ・セロンとオーランド・ブルームが出演しているユニクロのCMが印象的だ。日本でお馴染みのブランドとハリウッドの海外スターという組み合わせはインパクトが強く、人気セレブが日本のブランド品を着こなすだけで妙に好感や親近感が沸くというもの。このように日本製・日本発のCMに出演した海外スターはまだまだいる。


そもそも日本では、CMにたくさん出演することが、人気のバロメーターを示しているが、米国では少し事情が違う。実は米国ではCMに出演すること自体、スターとしてのランクが落ちているというイメージに繋がるため、米国のCMにハリウッドスターはあまり登場しない。

しかし、日本を筆頭にした海外のCMは別物だ。米国で放映されないCMであればイメージを気にすることなく気兼ねなくCMに出演できる。ただ不況のせいか、昔ほどハリウッドスターが日本のCMに出演するケースは減ってはいるが、生活感の見えない海外スターが日本製・日本発のCMに出演しているだけで目に付くのも事実。懐かしいところでは、タケダ「アリナミンV」のアーノルド・シュワルツェネッガー、伊藤ハムのシルベスター・スタローンなどがお茶の間をにぎわせた。最近だとアサヒビール「アサヒスーパードライ」のヒュー・ジャックマンが記憶に新しい。ちなみにこれまで日本のCMに出演したハリウッドスターと言えば…

●ブラッド・ピット
ソフトバンクモバイル、ツーカーホン関西、EDWIN(「503」(ご~まるさ~ん)と片言日本語で歌うCMが話題に)

●キーファー・サザーランド
大塚製薬「カロリーメイト」(ほぼ「24-TWENTY FOUR-」のジャック・バウアーとして登場)

●トミー・リー・ジョーンズ
サントリー「BOSSレインボーマウンテン」

●ユアン・マクレガー
イーオン、JT「ルーツ」、サントリー「ビートニック」、トヨタ「アルファード」(日本来日は実現していないが大人気)

●ジョディ・フォスター
森永乳業「カフェラッテ」、ホンダ・シビック&フェリオ、KERI

●メグ・ライアン
サントリー「のほほん茶・続のほほん茶」、ネスレ「ネスカフェ エクセラ」、三菱自動車「ディンゴ」

●ハリソン・フォード
KIRIN「キリンラガービール」 ホンダ「レジェンド」、ツーカーホン関西

その一方で、米国では絶対に放映できないような、ツッコミたくなる面白CMも誕生した。

●ニコラス・ケイジ
SANKYOパチンコ(「アイ ラブ パチンコ」と絶叫)

●デニス・ホッパー
ツムラ「バスクリン」(ハリウッドの異端児、浴槽でアヒルとコラボ)

●レオナルド・ディカプリオ
オリコカード(役柄は刑事<デカ>プリオ)

では今後、日本企業からの注目を集めそうなハリウッドスターは誰なのだろうか? 業界関係者に日本のCMに出演しそうなスターについて聞いてみると、「ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソンはありですね。ドル箱シリーズ『ハリポタ』も最終章を迎えることですし、もう少し活動の幅は広がるかもしれません。車のCMではジェームズ・フランコ、ブラッドレイ・クーパーとの相性が良さそうです。若手女優だと海ドラ『ゴシップガール』のブレイク・ライブリーが映画の出演も増えています。知名度が上がれば、化粧品CMの起用もイケると思いますよ」。

またこんな意見も。「カリフォルニア州知事を退任して俳優復帰の計画が進んでいるアーノルド・シュワルツェネッガーの存在は気になります。やっぱり“シュワちゃん”の知名度は日本では絶大ですから」。邦画人気で押され気味の海外スターだが、これから日本CMでの活躍も期待したいところだ。



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