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>米ワインスタイン・カンパニーが数年前から企画している、黒澤明監督の傑作「七人の侍」(1954)米リメイク版の監督が決定した。

英エンパイア誌の「史上最高の外国語映画100本」 第1位に「七人の侍」

 英エンパイア誌によれば、このほど同作の監督に、ロバート・カーライル主演のアクションスリラー「The Tournament」(09)で、長編映画初メガホンをとった新鋭スコット・マンが抜てきされたという。

 今回のリメイク版「七人の侍」は、舞台を現代のタイに変更。当然のことながら、危機にさらされる村のために戦うのは侍ではなく、何らかの民兵組織になるようだ。脚本を、「ドラゴン・キングダム」のジョン・フスコが手がけた。

 「七人の侍」のリメイクといえば、60年の「荒野の七人」(ジョン・スタージェス監督)が有名で、評価も高い。なおハリウッドでは現在、黒澤監督の63年の傑作「天国と地獄」を、マイク・ニコルズ監督、クリス・ロック脚本でリメイクしようという動きもある。
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