これが「X-MEN」の起源!メンバー勢ぞろいのビジュアルが公開!『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』とは?
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>大人気シリーズの前日譚(たん)となる映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の公開日が6月11日に決定し、X-MENメンバーと彼らの敵となるヘルファイヤークラブのメンバーが勢ぞろいしたポスタービジュアルが公開された。新たな……といっても今作は「ファースト・ジェネレーション」というタイトルどおり1960年代を舞台にした『X-MEN』シリーズの前日譚であり、X-MENメンバーの過去の姿が明かされた……というべきビジュアルだ。
映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』場面写真
主人公となるのは、X-MENの創設者チャールズ・エグゼビアとエリック・レーンシャー、後のプロフェッサーXと最強のミュータント・テロリスト、マグニートーだ。二人の友情、そして彼らを待ち受ける過酷な運命を描いており、いかにしてプロフェッサーXとマグニートーが敵対するようになったかということを含め、これまでのシリーズでは明かされることのなかったX-MEN設立に至るまでの道程を明らかにしている。
そのプロフェッサーXとなるチャールズ・エグゼビアを演じるのは『つぐない』など演技力に高い評価のあるジェームズ・マカヴォイ。マグニートーとなるエリック・レーンシャーには『イングロリアス・バスターズ』に出演していたマイケル・ファスベンダー、またケヴィン・ベーコンが、今回X-MENたちの敵となるセバスチャン・ショウを演じる。そのほかのキャストも演技力の確かな若手実力派がキャスティングされているが、日本での知名度はイマイチ。大手のスタジオである20世紀フォックスが誇る大作映画にあえて大スターをキャスティングしなかったところに、ドラマ性重視の内容といままでの『X-MEN』シリーズのキャストのイメージを大事にしたいという意思が見え隠れしている。
本作の監督は『キック・アス』を大ヒットさせたマシュー・ヴォーン。そして『ユージュアル・サスペクツ』の監督として名声を博し、『X-メン』『X-MEN2』を監督したブライアン・シンガーが製作にあたり、優れたエンターテインメント性と同時にいままでの『X-メン』ファンをがっかりさせないキャラクターたちの詳細な設定を受け継いだファンにも納得の作品に仕上がっている。
物語は裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズと、母親と引き裂かれた悲しい過去を持つエリックを中心に展開する。チャールズは強力なテレパシーを使うことのできるミュータントだったが、自分と同じような能力を持つ者の存在に気付きはじめていた。そんな中、強力な磁力を発生させ、あらゆる金属を操ることのできるエリックと出会い親友となり、自分たちと同じような若者たちを探しはじめるが、ミュータントと人間の平和的共存を願うチャールズに対し、戦争中に起こった悲劇がきっかけで、そのパワーを覚醒させたエリックは人間不信に陥っていた。やがて、2人はCIAから邪悪なミュータント軍団が仕組んだ人類滅亡計画を食い止めるように依頼される。
映画『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』は6月11日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国公開