ぴあ映画生活
より(以下一部抜粋)
>村上たかし原作のベストセラーコミックを映画化した『星守る犬』の完成披露記者会見が9日に都内で行なわれ、西田敏行、玉山鉄二、川島海荷ら出演者と瀧本智行監督、原作者の村上たかしが登壇した。
会見の写真
映画『星守る犬』は、東京から北上していく“おとうさん”(西田)と犬“ハッピー”の旅を通して、土地それぞれで出会った人たちが抱える思いや問題を描いていくロードムービー。
大阪へ向かう新幹線の中で原作を読んだという西田は「浜松でほぼ号泣していまして、名古屋で『この仕事をやる!』と決めていました。そして大阪に着いた頃 にはハッピーのおとうさんの気分になっていた」と振り返り、玉山は「この作品に出合って、犬というものは、飼い主がどんなに悪人であろうが、飼い主の人格 を否定しないという生き物で、その無償の愛を僕たち人間も学ぶべき部分がある。人とのつながりや絆が薄れている世の中で、人と人の触れあいを大事にしてい かなければいけないと思った」とコメントした。
本作は去夏に東北でロケが行なわれたが、西田は「はからずも大震災前の東北のロードなどが記録される形になってしまった。震災の津波を受ける前の美しい三 陸の海であるとか、太平洋岸のいわきの海であるとかが映っているので感慨がひとしお。特にいわきの長崎海岸は子どもの頃、ボクが遠足で行った海岸で思い入 れもたくさんあるので本当に複雑で切ない気持ちです」と顔を曇らせるも「今、復興に向けて歯を食いしばってがんばって『家族の前では涙なんか見せないぞ』 と思っているお父さんはいっぱいいると思うが、この映画にかこつけて、ちょっと泣いてみたらどうですか、と提案したい。泣くとかなり気持ちが浄化されるこ とがあるので、この映画をそういうタイミングでご覧いただけたら」と語った。
『星守る犬』
6月11日(土)より全国東宝系にてロードショー
(C)2011「星守る犬」製作委員会
>村上たかし原作のベストセラーコミックを映画化した『星守る犬』の完成披露記者会見が9日に都内で行なわれ、西田敏行、玉山鉄二、川島海荷ら出演者と瀧本智行監督、原作者の村上たかしが登壇した。
会見の写真
映画『星守る犬』は、東京から北上していく“おとうさん”(西田)と犬“ハッピー”の旅を通して、土地それぞれで出会った人たちが抱える思いや問題を描いていくロードムービー。
大阪へ向かう新幹線の中で原作を読んだという西田は「浜松でほぼ号泣していまして、名古屋で『この仕事をやる!』と決めていました。そして大阪に着いた頃 にはハッピーのおとうさんの気分になっていた」と振り返り、玉山は「この作品に出合って、犬というものは、飼い主がどんなに悪人であろうが、飼い主の人格 を否定しないという生き物で、その無償の愛を僕たち人間も学ぶべき部分がある。人とのつながりや絆が薄れている世の中で、人と人の触れあいを大事にしてい かなければいけないと思った」とコメントした。
本作は去夏に東北でロケが行なわれたが、西田は「はからずも大震災前の東北のロードなどが記録される形になってしまった。震災の津波を受ける前の美しい三 陸の海であるとか、太平洋岸のいわきの海であるとかが映っているので感慨がひとしお。特にいわきの長崎海岸は子どもの頃、ボクが遠足で行った海岸で思い入 れもたくさんあるので本当に複雑で切ない気持ちです」と顔を曇らせるも「今、復興に向けて歯を食いしばってがんばって『家族の前では涙なんか見せないぞ』 と思っているお父さんはいっぱいいると思うが、この映画にかこつけて、ちょっと泣いてみたらどうですか、と提案したい。泣くとかなり気持ちが浄化されるこ とがあるので、この映画をそういうタイミングでご覧いただけたら」と語った。
『星守る犬』
6月11日(土)より全国東宝系にてロードショー
(C)2011「星守る犬」製作委員会