男ポールダンスの陰には涙が?D2の二人が女子高生や保護者の前で男ポールダンスの魅力をアピール!
シネマトゥデイ>15日、映画『ポールダンシングボーイ☆ず』のトークショーがオープンキャンパス中の相模女子大で行われ、本作で主演をつとめている若手ボーイズニット「D2」のメンバー・荒井敦史と阿久津愼太郎、そして金子修介監督が登壇し、集まった女子高生たちの前で男子ポールダンスの魅力をレクチャーした。
映画『ポールダンシングボーイ☆ず』写真ギャラリー
同作はイケメン集団「D2」が挑む青春映画だが、見どころはなんといっても彼らがほぼ全裸で挑むポールダンスのシーンだ。この日は相模女子大のオープンキャンパスとあり、会場には興味津々な女子高生だけでなくやや厳しい面持ちの保護者も同席。荒井はそんな会場にやや緊張もしながら「ポールを回るだけと思っていたら全然できなくて、普段使わない筋肉をたくさん使うので、感じが難しかったです」と苦難の連続を告白。阿久津も「摩擦で擦れたりポールにぶつかって痛かったり、結構シビアでした」と当時を振り返り、「痛みに強い人は上達するし、諦めちゃうと全然ダメな感じでした」と真剣なまなざしで知られざる苦労を明かした。
さらに、荒井は「普通ポールダンスをする人は一日平均3時間しか練習しないといわれるなか、僕たちは時間がなかったので一か月半、一日5・6時間練習しました」と過酷な練習を告白。そんな撮影終了後の打ち上げでは阿久津が感無量で思わず泣いてしまったこともトークショーで明かされ、阿久津は少し照れくさそうにしながら「普段はインドアでドッチボールも外野に行くタイプで、いまだにクロールや逆上がりもできないんです。そんな自分がこんなに頑張ったって感動してしまいました」と素直にコメントして会場を沸かせた。
また、金子監督はそんな二人を大絶賛。「演技の基本ができて、礼儀正しい。さらに、アピールするものもある。自分をアピールするものがないと(監督として)料理できないからね」と語り、そんなイケメン二人のピュアな一面に、会場にいた女子高生だけでなく保護者にもしっかりと受け入れられた様子だった。
映画『ポールダンシングボーイ☆ず』は、振り込め詐欺に遭い仕方なくポールダンスショーに出演することになる男子の努力と涙と笑いの日々を映し出す青春ドラマ。映画『DEATH NOTE デスノート』の金子修介監督がメガホンをとり、舞台や映画、そしてテレビでマルチな才能を発揮する、若手ボーイズユニット「D2」が、スタント無しで挑んだパワフルなポールダンスショーは必見だ。(取材・文:中村好伸)
映画『ポールダンシングボーイ☆ず』は5月28日から全国公開