映画.comより(以下一部抜粋)

> 日本映画史上初となる、海外配給専門レーベル「SUSHI TYPHOON」の「AVN エイリアンVSニンジャ」が、ハリウッドでリメイクされることになった。リメイク権を獲得したのは、「ブラック・スワン」「シャッターアイランド」などで知られる大手映画製作会社Phoenix Pictures。日本での劇場公開前に海外リメイクが決定するのは、邦画史上でも異例中の異例といえる。

「SUSHI TYPHOON」夕張に上陸 各監督も意欲満々

 レーベルの記念すべき第1作となった同作は、「GANTZ」のアクションコーディネートで知られる下村勇二と、「巌流島」の千葉誠治監督がタッグを結成。戦国時代を舞台に、織田軍が迫る伊賀の里近くの森に不時着した未確認飛行物体から現れた異形のエイリアンと忍者の壮絶な戦いを描く。

 すでに30カ国以上の映画祭で猛烈な熱狂と賛辞を得ている、異種格闘バトルアクション。メガホンをとった千葉監督は、「アメリカ人にバドワイザーを飲みながら楽しんでもらえる映画だと、アメリカ留学経験から確信はしていました」と話す。それでも、「時代劇の常識もエイリアン&忍者の概念も完全に無視した和製グラインドハウス映画を、ハリウッドメジャー映画を製作するプロダクションが認めてくれたことは、人生最大の予想外です」と驚きを隠せない。

 Phoenix Picturesのプロデューサーを務めるアーノルド・メッサーは、「驚くべき斬新なアイデアを詰め込んだ『AVN』に虜にされた! 我々のリメイクもエンタテインメント性に優れた、異種格闘アクションになることを確信しています」と絶賛している。

 「AVN エイリアンVSニンジャ」は7月23日~8月19日、東京・銀座シネパトスで4週間限定上映。その後、全国で順次公開。



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