ぴあ映画生活より(以下一部抜粋)

>スティーヴン・スピルバーグが製作を、『LOST』『スター・トレック』のJ.J.エイブラムスが脚本・監督を務める映画『SUPER8/スーパーエイ ト』の日本版ポスター画像が公開され、ストレートな感動ドラマを描き出す作品世界をイメージしたビジュアルがお披露目された。

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『SUPER8/スーパーエイト』は、1979年にアメリカの秘密軍事施設・エリア51から運搬中に脱線事故によって世に出てしまった“何か”を偶然に目撃してしまった6人の子どもたちの姿を描いた作品。

このほど公開されたポスター画像は、手をつないだふたりの子どもが夜の住宅街で、空に浮かぶ“光を放つ何か”をジッと見つめている画像に「僕たちはひとり じゃない。」というコピーがデザインされたもの。製作を手がけるスピルバーグの傑作『未知との遭遇』や『E.T.』を連想させる内容だが、エイブラムス監 督は以前より『…スーパーエイト』を「70、80年代初期のスピルバーグ作品へのオマージュ」と公言しており、当時のスピルバーグ作品を観てきた映画ファ ンにはたまらないデザインに仕上がっている。

本作は、『LOST』や『クローバーフィールド/HAKAISHA』をプロデュースしてきたエイブラムス監督の新作だけに、作品に込められた“謎”が注目 を集めてきた。しかし、エイブラムス監督はドラマ『フェリシティの青春』や『フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白』の脚本で頭角を表したクリエイター で、観客の興味をひきつける“謎”と同じぐらい“人間ドラマ”も重視してきた。その証拠に、映画監督デビュー作『M:i:III』ではトム・クルーズ演じ るスゴ腕エージェントの私生活と恋を物語の中心に据え、 監督第2作『スター・トレック』では広大な宇宙空間を舞台に、危機的状況をチームワークで乗り切るクルーたちのドラマをスピーディに描き高評価を得てい る。

最新作『…スーパーエイト』も、単に“謎”が明かされていくだけの内容ではなく、SF的な設定を用いて主人公の子どもたちが経験するドラマを描いた感動作になりそうだ。

『SUPER8/スーパーエイト』
6月24日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー


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