シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

 大ヒットスタートを切った映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』でキャプテン・ジャック・スパロウを演じるジョニー・デップと、その父親ティーグを演じるキース・リチャーズの特別インタビュー映像が公開された。「今作で初めてお互いを親子と認めた」と語るほど意気投合している 2人の仲のよい姿が印象的だ。

 今回公開されたのは、ジョニデとキースが本作で再び親子として共演したことについて語っているインタビュー。ジョニデがジャック・スパロウの役づくりに関しては、キースを参考にしたと語るだけあって、身振り手振りを交えながら語るキースの姿はまさにジャック・スパロウの父・ティーグそのまま。キースのドキュメンタリー映画を制作中のジョニデが「本作で初めてお互いを親子と認めた感じだね」と口にすると、キースが「次第に親子になりつつある」とうなずくという、まるで本物の親子のような会話も見られた。

 それでもさすがに撮影以外ではジョニデを「息子」と呼ぶことははばかられると語ったキースだが、作中では「親父」「息子」と呼び合う仲であり、そんなティーグのことは「演じやすい」と自然と役になりきれることを明かした。作中ではジャック・スパロウを冒険の旅へと導く重要な役割を見事に果たしているが、それでも本業ではない俳優の仕事には苦戦することも多く、「いつも試行錯誤の繰り返しで、ジョニーにかなり助けられたよ」と裏話を思わずぽろり。「俺と違って彼はプロの役者だ」と絶賛するキースには、ジョニデも思わず照れ笑いをしていた。

 日本国内オープニング3日間の興収が約15億円というロケットスタートを切った本作は、永遠の命をもたらすという伝説の泉をめぐって、ジョニー・デップ演じるジャックが新たな冒険を繰り広げるアクション・アドベンチャー大作。キース演じるティーグは前作の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/ ワールド・エンド』に続いての登場。この役柄はキースのお気に入りらしく、「実に興味深い。また挑戦したいね」と続編への出演にも意欲を見せている。


映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』は公開中