日系人監督ケイリー・ジョージ・フクナガが、南北戦争のアンドルーズ襲撃作戦を描いた映画の監督に!

シネマトゥデイ

>サンダンス映画祭で映画『闇の列車、光の旅』で注目を浴びた若手日系人監督ケイリー・ジョージ・フクナガが、アメリカの南北戦争の南軍の兵士に焦点を当て た作品『ノーブラッド、ノーガッツ、ノーグローリー(原題) / No Blood, No Guts, No Glory』でメガホンを取ることが明らかになった。

 これは、1862年南北戦争で起きたアンドルーズ襲撃作戦という20人の南軍の兵士が機関車を乗っ取った事件を描いていて、映画『特攻大作戦』のような 派手なアクション・シーンもあるようだ。ちなみに、この事件はバスター・キートンの『キートンの大列車追跡』やディズニーの『機関車大追跡』の基にもなっ ている。

 脚本は、監督のケイリーがチェイス・パルマーと共同執筆するようだ。制作は『闇の列車、光の旅』と同じ、フォーカス・フィーチャーズのもとで行われることになっている。

 ケイリーは、映画『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督が降板した映画『ザ・ウルヴァリン(原題) / The Wolverine』の代役として監督候補に一時期挙げられていたが、この作品の決定で新たに発表された監督候補からは外れたようだ。だが、今後ますます 注目の監督になりそうだ。