ロイターより(以下一部抜粋)

>映画スタジオの推計に基づく27日―29日の北米映画興行収入ランキングは、コメディ映画「ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」の続編「The Hangover Part II(原題)」が8650万ドル(約70億円)で初登場1位となり、コメディ映画として歴代最高のオープニング成績を記録した。

 前作ではラスベガスで独身最後のパーティーを開いた花婿とその友人が、今回は舞台をタイに移して再び騒動に巻き込まれる。年齢制限のあるR指定の映画としても歴代最高のオープニング成績となった。

 また、同じく人気作品の続編である3Dアニメ「カンフー・パンダ2」(日本公開8月19日)が4800万ドルで初登場2位に入った。

 一方、前週初登場1位だった人気シリーズ4作目の3D映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」は3930万ドルで4位に後退。ただ、中国やロシアなどでの成績が好調で、北米以外の地域も含めた世界興収はこれまでに6億2370万ドルに達している。

 第64回カンヌ国際映画祭で最高賞「パルムドール」に輝いたテレンス・マリック監督の「ツリー・オブ・ライフ」(日本公開8月12日)は、わずか4カ所での北米公開となったものの、35万2230万ドルとまずまずのスタートとなった。今後は上映館数が18カ所に拡大される