オリコンより(以下一部抜粋)

 >俳優・三浦春馬が主演する映画『東京公園』の完成披露会見が2日、都内で行われた。身近な人たちと織り成すラブストーリーで、共演の榮倉奈々、小西真奈美、井川遥といった豪華女優陣をカメラのレンズ越しで“見つめていく”主人公を熱演した三浦は、女性キャストの印象を聞かれると「僕、こういう質問苦手なんですよ~」と苦笑い。メガホンをとった青山真治監督に助け舟を求めつつ「まっすぐは見れませんでした…」と赤面してしまった。

【映画】三浦春馬、榮倉奈々らのソロショット

 作家・小路幸也氏の同名小説を原作に、三島賞作家でもある青山監督が映画化。幼い頃に亡くした母の影響でカメラマンを目指す大学生・光司(三浦)が、とある男性に「彼女を尾行して、写真を撮ってほしい」という依頼を受けたことをきっかけに、自分自身やそばにいる女性と向き合っていくストーリー。

 役作りについて三浦は「今までやってきた役の中で、実際の僕に近い。社交性を持ち合わせてるけど、自分のペースを持ってて。内に秘める影もあるのかなと思って、興味を持ってやれた」としみじみ。光司の義姉・美咲役の小西は「実際に弟がいないので、スムーズに掛け合いができるか不安があったけど、意外にもできて、新たな発見があった」とほほ笑んだ。

 青山監督の演出に「関心しきりだった」という三浦は「現場の雰囲気がよくてノビノビやらせてもらった。終盤、長セリフをしゃべるシーンがあるんですけど、本番を一発で決めて、青山さんが『すばらしい!』って言ってくれた。青山さんに褒められたことなかったので、心の底から『すばらしい』と言われたようで誇りにもなったし、心の支えになった」と清々しい表情で振り返っていた。

 榮倉は光司と幼馴染の富永を、井川は光司が大切な人の面影を重ねる百合香を演じる。映画『東京公園』は6月18日(土)より公開。



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