> 4月1日に俳優、松山ケンイチ(26)と結婚した女優、小雪(34)が、映画「探偵はBARにいる」(橋本一監督、9月10日公開)で結婚後初ウエディ ングドレス姿を披露していることが8日、分かった。物語の鍵を握るヒロイン役で出演しており、サンケイスポーツはその花嫁姿を独占入手。結婚後初公開映画 でもあり、小雪は「一から作っていただいた思いのあるドレスなので、とても気に入っています」と大感激だ。

 新妻がエレガントかつ大胆な花嫁姿をみせた。

 衝撃のカットは物語の終盤。小雪演じる未亡人で高級クラブの美人ママ・沙織が、再婚相手(本宮泰風=39)と結婚パーティーを開く場面。自らの心境を重 ね合わせたかのような幸せオーラ全開の純白ウエディングドレス姿は、松ケンはもちろん、ファンなら思わず見入ってしまう美しさだ。

 撮影は結婚直前の3月9日に札幌市内のホテルで行われ、小雪も幸せいっぱいの時期とあって終始笑顔。花嫁になった喜びをたっぷり実感できたようで、「役 のイメージに合わせてスタイリストさんに一から作っていただいた“想い”のあるドレスなので、とても気に入っています」と感動した。

 配給元の東映によると高級シルク製のオーダーメードで、値段が付けられないぐらい高価という。小雪がスタイリストと相談し、クラシックでシンプルなデザインに。正面は露出を控えめに、背中は大きく開けて善悪の2面性を持った役柄を表現した。

 映画は札幌の歓楽街、ススキノを舞台に、便利屋として働く主人公の探偵(大泉洋=38)が、大学の農学部助手(松田龍平=28)とコンビを組み、自らの命を狙う事件の謎を解き明かす物語。

 小雪の起用について、須藤泰司プロデューサーは「沙織は聖女のように登場しながらも、実はとんでもない過去を持つ人物。見る側に善悪両方を強烈に印象づ ける芝居ができるのは彼女しかいない」と説明し、「ドレス姿は美しい…のひと言。撮影には100人近いエキストラが参加しましたが、口々に『きれい…』と 声を漏らして見とれていました」と絶賛した。

 小雪は「沙織のファッションは映画『セックス・アンド・ザ・シティ』に負けないくらいの(セクシーな)衣装もある。大泉さんら他のキャストのやり取りも面白い。見ていて気持ちが明るくなる作品だと思います」とPRしている。