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>「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督が、旧約聖書の「創世記」に登場する「ノアの方舟」を題材にした作品の製作を計画していることが分かった。

ダーレン・アロノフスキー監督とジョージ・クルーニー、新作SFでタッグ?

 ウェブサイト「/Film」によると、同作では壮大な物語を計画しており、これまでに製作してきた7本を超えるアイデアだという。構想は何年間にもわた り温められ、今年の早い段階で形になったようだ。「ラスト・サムライ」で知られるジョン・ローガンが、脚本を手がけると見られている。

 約1億3000万ドルもの製作費を予定しており、出資元の獲得には難航を極めそうだ。しかしアロノフスキー監督は、「これは世界の終りの物語で、(ノア の方舟は)タイタニックの次に有名な船だ。だから、スタジオ側が製作したくない理由なんてない」と自信をのぞかせている。また同作のテーマについて、「実 にタイムリーだ。地球で起こっていることに対して、黙示録のように大きなテーマ。私たちにとって非常に関係があることなんだ」と語っている。

 2007年には「ノアの方舟」をテーマに、現代で神に方舟を作るよう命令された男を描いたコメディ「エバン・オールマイティ」が製作されている。同作は全米初登場首位を記録。

 アロノフスキーは、「ウルヴァリン」の続編に取り掛かっていたが、個人的な理由により降板している。