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 巨匠スティーブン・スピルバーグと『LOST』のJ.J.エイブラムス、二人のヒットメーカーが初めてタッグを組んだ、SF超大作『SUPER 8/スーパーエイト』の米ロサンゼルスプレミアが現地時間8日夜、リージェンシー・ヴィレッジ・シアターで行われた。レッドカーペットには、米俳優トム・クルーズがサプライズで登場。『M:i:III』以来の盟友で、新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のプロデューサーでもあるエイブラムスを応援するために駆けつけた。

S・スピルバーグとエイブラムス監督の2ショット

 21世紀版『E.T.』との呼び声も高く、注目を集めている同作。6月10日の公開を控え、エイブラムス監督はレッドカーペットでのインタビューでも喜びを隠せないでいた。

「この映画には、秘密やサプライズはないんだ。ラブストーリーでもあるし、家族を描いた映画でもある。少し怖いシーンもあるけれど、ハートに響く映画なんだ。僕にとっては、ハートに響くかどうかが映画作りの鍵なんだ。

 この映画は、僕にとってある意味、自伝でもある。昔の自分のように、映画撮影に夢中な子供たちが(ビデオカメラの)『スーパー8』で撮影をするところから始まるからね。もちろん、こんな怖い体験はしなかったけどね(笑)。

 アンブリン・エンターテインメント(スピルバーグが設立した映画製作会社)と映画をつくることができたことは、(今までのスピルバーグ映画と)兄弟になったような気持ちになれてとても嬉しいよ」と話していた。

 日本では6月24日(金)より全国超拡大ロードショーされる