シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

> 映画『マイ・バック・ページ』で初共演を果たした妻夫木聡と松山ケンイチが集英社刊のファッション誌「メンズノン ノ」の表紙に登場した。芸能事務所ホリプロの先輩・後輩で、年齢も近い妻夫木(30歳)と松山(26歳)は、同誌のCLOSE-UPコーナーでぶっちゃけ トークを展開! 今後の俳優人生や映画界のことについて語り尽くしている。

 映画『マイ・バック・ページ』は全共闘運動や反戦運動が激しかった1960年代後半を舞台に、若手週刊誌記者と左翼運動家の若者の奇妙なきずなを 描いた作品。妻夫木と松山は、初共演となる本作でそれぞれの理想に青春をかたむける若者を熱演。そんな2人が、人気ファッション誌の表紙でも共演を果た し、同世代だからこそ話せる、今後の展望について語っている。


 同誌において「自分から踏み出すことが大事なんだなってすごく感じてる」と現在置かれている状況を語る妻夫木は、俳優という仕事に対して「今ある なかで選んでいくことも大事だけど、それよりもその先を行くモノ、やっぱり本物といわれるモノをみんな見たいだろうし、俺もつくりたいから、そういうとこ ろをあんまり硬くならずに、むしろ面白みを感じながらやっていければいいなって思ってる」と発言。俳優という仕事への熱意を語る一方で、「役者業だけじゃ なくて、たくさんの視野を持って何かを発信していくことも必要なのかなって」とも語り、俳優以外の道を模索している? ことも明かした。


 一方、女優・小雪との結婚や、来年NHK大河ドラマ「平清盛」で主演を飾るなど、公私共に充実の松山ケンイチは、「そのときどきに自分が求められ ていることを理解しながら仕事ができればいいなと思ってます」とマイペース発言? しかし、「清盛はすごくパワーがあってエネルギーを持っているキャラク ターだから、きちんと演じることで、観てくれるお客さんにもエネルギーが伝わったり、ポジティブになってくれたりしたらうれしいですね」と次回作への意欲 を見せ、心の内には、妻夫木に負けない情熱を秘めていることをうかがわせる。


 同世代の若者として、また、日本映画を代表する俳優として活躍する2人が、互いの未来について語るこの号は、永久保存版間違いなし。読んでから映 画を観れば、劇中の、そしてあの時代を生きた若者たちの思いを、また別の形でとらえることができるだろう。


2人が表紙を飾る「メンズノンノ」7月号は集英社より発売中
映画『マイ・バック・ページ』は全国公開中



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