『ノルウェイの森』中国本土で劇場公開決定!上海国際映画祭に松山ケンイチが参加
Movie Walkerより(以下一部抜粋)>松山ケンイチ、菊地凛子の共演で、村上春樹の同名ベストセラー小説を映画化した『ノルウェイの森』(10)が、中国全土で劇場公開されることになった。
【写真】劇場公開版より約16分長いバージョンの「ノルウェイの森 BD コンプリート・エディション3枚組」は6月22日(水)発売
中国本土において、外国映画の劇場公開は未だに完全自由化されておらず、ハリウッド映画を含めた年間で約50本程度の認可枠の中で作品が選定され、劇場公 開されるという狭き門だ。日本映画では、アニメーションを除くと、年間3本以下程度の公開本数で、その大半がファミリー向けの娯楽作ということを鑑みる と、本作のようなテーマの作品に劇場公開の許可が下りたのは、まさに快挙と言えよう。
また、劇場公開許可を受け、急遽、6月11日から19日(日)まで開催中の上海国際映画祭でプレミア上映も決定した。非コンペ部門の「JURY'S SELECTION」(審査員セレクション)での上映となり、中国当局の検閲が入らないオリジナルのままで、6月19日(日)、クロージングデイでの上映 が予定されている。本作のトラン・アン・ユン監督は、既にコンペティション部門の審査員として現地入りが決まっていたが、今回の上映決定を受け、主演の松 山ケンイチの招待、参加が決定。現地では、本作上映時の舞台挨拶のほか、松山はクロージングセレモニーの授賞式でプレゼンターも務める予定となっている。