福山雅治新曲にCD化要望殺到 結婚ソングの“新定番”に 

オリコンより(以下一部抜粋)

> ブライダルシーズンに突入し、福山雅治が歌う自身初の結婚ソング「家族になろうよ」のCD化を要望する声が所属レコード会社などに殺到していることが14日、わかった。同曲は、内田裕也&樹木希林夫妻が結婚39年目にしてCM初共演したことでも話題となった結婚情報誌『ゼクシィ』のCMソング(4月22日~5月13日まで放送)。CD化に先駆け、15日からは自身初のPC配信をスタートした。

【写真】内田裕也・樹木希林夫妻が初共演したCM

 同曲は東日本大震災後、家族の絆をあらためて実感した福山が、結婚披露宴の「両親への手紙」をイメージして書き下ろしたウエディングソング。CM放送がスタートした4月22日から「着うた」、同27日から「着うたフル」の配信を開始し、2ヶ月足らずでモバイル配信累計30万ダウンロードのヒットを記録中している。

 6月に入ると、「結婚式で使用したい」「カラオケで歌いたい」「CD化してほしい」という要望が所属レコード会社や事務所、レギュラーラジオ番組に数百件以上殺到。さらに、今月7日にバラエティー番組『リンカーン』(TBS系 毎週火曜・後10時)の「ウエディングプランナーが体験した素敵な披露宴の実話」を紹介するコーナーで同曲が流れた直後から、着うたフルが約1万ダウンロードされ、配信サイトのランキングで急上昇するなど、話題性の高まりに拍車をかけた。

 ユニバーサルミュージックの担当者はCD化について「検討中」としているが、楽曲を幅広く届ける最速の手段として、チャリティー盤以外では初めて、PC配信サイト「mora」でフル楽曲(420円)とカラオケ音源(200円)を15日より配信することを決定。同日からは大手カラオケ機種(DAM、JOYSOUND他)でも歌唱できるようになった。

 折しも震災の影響によって結婚への意識が高まるなか、福山が「家族になろうよ」と歌う同曲は、結婚披露宴やプロポーズの新定番ソングとなりつつある