シャーロック・ホームズがスマートフォンを駆使して犯人逮捕!話題のイギリスBBCドラマが日本放送決定

シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

>誰もが知っている名探偵シャーロック・ホームズが、現代のロンドンを舞台にスマートフォンやGPSを駆使して犯人を追い詰める21世紀のホームズ譚(た ん)「SHERLOCK(シャーロック)」が8月にNHK BSプレミアムで放送されることが決定した。昨年にイギリスBBCで放送され、大反響を呼んだ話題のドラマ作品だ。

 本作は、これまでに何度も映像化されてきたアーサー・コナン・ドイルの原作を「もしもホームズが現代に生きていたら……」という視点から大胆にアレンジ したドラマ。製作総指揮のスティーヴン・モファットやマーク・ゲイティスをはじめとする製作陣はシャーロキアンであり、スマートフォンやGPS機能を駆使 したシャーロック・ホームズというと一見突飛に映るが、原作のツボを押さえた展開は見事の一言。ベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンが 演じるホームズ&ワトソンのコンビは、名前はもちろん、原作通り、ベイカー街221Bに住んでいるなど、原作を無視しているのではなく、共通点や相違点を じっくりと楽しむことができる作品に仕上がっている。

 誰もが知っている名探偵であるが故に、シャーロック・ホームズはこれまでに何度も映像化されてきた。原作に忠実なものでいえば、本作同様NHKが日本語 版を製作したジェレミー・ブレット主演の「シャーロック・ホームズの冒険」が有名。ジェレミーのホームズ役はこれ以上ない当たり役とされ、それ以降のホー ムズ役者が避けては通れぬ壁となっている。一方、変り種としては、スタジオジブリの宮崎駿が監督・演出として関わったアニメ「名探偵ホームズ」がある。舞 台は19世紀のまま、登場人物をすべて動物に置き換えた意欲作で、コメディータッチが子どもでも楽しめる作品に。また、最近作では2009年製作、ガイ・ リッチー監督がアクション満載で描いた映画『シャーロック・ホームズ』が記憶に新しい。ロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウというキャストがワイル ドな武道派として大活躍を見せるアドベンチャーで、続編も現在製作中だ。

 上記のもののほかにもあまたのホームズ物語は制作されているが、スマートフォンを活用するホームズが、そのどれとも異なっている斬新な人物像であること は確か。第1回のタイトルからして、ホームズ第1作「緋色の研究(A Study in Scarlet)」をもじった「ピンク色の研究 A Study in Pink」となっており、原作を知っていればいるほど、作品のあちこちにちりばめられた小ネタに反応せずにはいられない? もちろん原作を読んだことのな い人にとっても、名探偵シャーロック・ホームズを現代によみがえらせた作品として、その華麗なストーリー展開やスタイリッシュなビジュアルには心奪われる はずだ。(編集部・福田麗)

「SHERLOCK(シャーロック)」はNHK BSプレミアムにて8月22~24日に3夜連続放送



Who killed Cock Robin?
やたっ! これ見たかったんだ!
この二人は、二人とも「ホビット」に出るんだよね♪