オリコンより(以下一部抜粋)

>米人気歌手のレディー・ガガが25日、音楽専門チャンネルMTV主催の東日本大震災被災地支援イベント『MTV VIDEO MUSIC AID JAPAN』(千葉・幕張メッセ)のトップバッターとして出演し、2曲を熱唱した。21日には全身緑の装いで来日して話題となったガガは、前髪のみを金髪 にし、サイドの緑の髪をツインテールにして登場したが、1曲目途中で緑の髪をむしりとると、一気に金髪おだんごヘアに変身。「みんなで結束を固めて前を向 けば、必ずどんな苦境も乗り越えられるだろうという思いを込めた」というガガは、その歌声や驚きの“目玉メーク”などサービス満点のパフォーマンスで日本 にエールを送り、6000人のファンを大いに沸かせた。

【写真】厚底ブーツを履き、ご機嫌に会見場に登場したレディー・ガガ

 昨年4月に行った初の単独日本ツアー以来、1年2ヶ月ぶりに日本のライブステージに立ったガガは、黒にラメの入ったビキニのような衣装で登場。「ジ・ エッジ・オブ・グローリー」を熱唱すると一転、東京・六本木ヒルズに展示されている巨大なブロンズ像の蜘蛛(クモ)からイメージしたというピアノの弾き語 りで「ボーン・ディス・ウェイ」のイントロをしっとりと聴かせる一幕も。ガガが目を閉じると、まぶたには目玉のメークが施され、観るものを飽きさせない演 出で観客を喜ばせた。

 パフォーマンス後、会見に登場したガガは、高さ15cm以上はあろうかという厚底ブーツで登場し、終始目を閉じて目玉のメークも存分に撮らせるなど終始 ご機嫌。パフォーマンスの演出について問われたガガは「私の想像した物語が土台。自分の髪の毛で作られた蜘蛛の巣に絡まれて、自分が動けない状態になって しまったけれど、その苦境から自分の情熱で解き放たれることを思い描いた。そこに登場する蜘蛛(ピアノ)によって苦境を乗り越え、私は生まれ変わることが できたということを表現したの。それが今の日本の状況に当てはまるのではないかと思って」と饒舌に説明した。

 被災地支援の趣旨に賛同し、いち早く本イベントの出演オファーを快諾したガガは「日本のファンは純粋に音楽、アートを楽しんでくれるから本当に大好き。 ここに“住みたい”と思うほど刺激を受けているわ」と熱弁。「日本のファンには大きな“ありがとう”、大きな“アイ・ラブ・ユー”を伝えたい。私自身多く の物を持って生まれたわけではなく、たくさんのことと戦って来ました。私のパフォーマンスを通して、決してあきらめず、未来への夢を持つことの大事さを感 じ取ってていただければうれしく思います」と力強くも温かいメッセージを送った。

 きょう25 日午後6時にスタートした本イベントは、人気グループ・AKB48が司会を務め、ガガをはじめ、安室奈美恵、EXILE、MONKEY MAJIK、西野カナ、ワン・ナイト・オンリー、SHINee、少女時代、トキオ・ホテルがライブパフォーマンスを披露。この模様は、日本およびアジア地 域で生中継され、国内ではMTV未加入世帯でも視聴できるよう、一部のケーブルテレビとスカパー!で生中継時間帯が無料放送されている。



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