産経新聞より(以下一部抜粋)
>冨永昌敬(まさのり)監督の初のドキュメンタリー映画「庭にお願い」と「アトムの足音が聞こえる」が、東京・渋谷のオーディトリウム渋谷(8月10日か ら)などで全国順次公開されている。「庭-」はミュージシャン、倉地久美夫(46)の生活と演奏活動を、「アトム-」は“鉄腕アトムの足音”の効果音を 作った音響デザイナーの第一人者、大野松雄さん(81)を通して映像音響の歴史を追う。冨永監督は「天才2人に会えて、勉強になった。自分が感じた気持ち を伝えられたら」と話す。
もともと小説よりもノンフィクションが好き。太宰治原作の「パンドラの匣(はこ)」(平成21年)撮影時には自ら取材し、「作品には小説になかった事実 を入れた。劇映画ですが、ノンフィクションのような不思議な気分でした」。そんなときのドキュメンタリーの依頼だけに、両作とも快諾した。
撮影で心掛けたのは「嘘をつかないこと」。現場での感情を信じ、構成した。
愛媛県出身。子供のころ、見たい映画のロードショーはなかなか来なかった。「だからサントラ盤を購入してすり切れるまで聴いて、どんな作品かを想像して いた」。監督になった今、自身の作品の“音”にこだわる。「音楽や音響を誰に依頼するかを、最重要課題としているのは、それがルーツかも」
>冨永昌敬(まさのり)監督の初のドキュメンタリー映画「庭にお願い」と「アトムの足音が聞こえる」が、東京・渋谷のオーディトリウム渋谷(8月10日か ら)などで全国順次公開されている。「庭-」はミュージシャン、倉地久美夫(46)の生活と演奏活動を、「アトム-」は“鉄腕アトムの足音”の効果音を 作った音響デザイナーの第一人者、大野松雄さん(81)を通して映像音響の歴史を追う。冨永監督は「天才2人に会えて、勉強になった。自分が感じた気持ち を伝えられたら」と話す。
もともと小説よりもノンフィクションが好き。太宰治原作の「パンドラの匣(はこ)」(平成21年)撮影時には自ら取材し、「作品には小説になかった事実 を入れた。劇映画ですが、ノンフィクションのような不思議な気分でした」。そんなときのドキュメンタリーの依頼だけに、両作とも快諾した。
撮影で心掛けたのは「嘘をつかないこと」。現場での感情を信じ、構成した。
愛媛県出身。子供のころ、見たい映画のロードショーはなかなか来なかった。「だからサントラ盤を購入してすり切れるまで聴いて、どんな作品かを想像して いた」。監督になった今、自身の作品の“音”にこだわる。「音楽や音響を誰に依頼するかを、最重要課題としているのは、それがルーツかも」