シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

> 2013年の公開を目指して製作されるギレルモ・デル・トロ監督の新作モンスター映画『パシフィック・リム(原題) / Pacific Rim』のキャストとして日本から女優の菊地凛子が参加することがわかった。

菊地凛子出演映画『シャンハイ』場面写真

 本作を製作するレジェンダリー・ピクチャーズの発表によると、今月下旬に米で開催される、ポップカルチャーイベント「コミコン・インターナショナル」にて、菊地がキャストのひとりとして、22日に行なわれる同作パネルディスカッションに参加。巨大なモンスターが地球を危機に陥れるSF映画といわれる本作で菊地は、モンスターと戦う巨大ロボット兵器の操縦士を演じるとうわさされており、実際の役どころなどは当日にアナウンスされる見込みだ。

 英語で環太平洋を意味する「パシフィック・リム」がタイトルになっている本作は、デル・トロ監督の次回作。『ザ・ホビット(原題)/ The Hobbit』2部作を降板した後、作家H・P・ラブクラフトの小説「狂気の山脈にて」の映画化もキャンセルとなったデル・トロ監督が企画した。脚本にはトラヴィス・ビーチャム、菊地のほかのキャストには、映画『マイティ・ソー』のイドリス・エルバらが予定されている。

 デル・トロ監督が愛する、日本の怪獣映画にオマージュをささげた内容になるという本作。モンスターが日本の大阪を襲うといったあらすじや、東日本大震災を受け、スタジオがデル・トロ監督に脚本のリライトを要求したといううわさもささやかれているが、菊地の参加が報じられたことで、日本が物語上で重要なポイントとして登場する作品になることは間違いなさそうだ。本作はレジェンダリー・ピクチャーズと米ワーナー・ブラザースが共同で製作し、2013年7月12日の全米公開を予定している
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