シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

>ブラッド・ピット主演で6月から撮影が進められている、ゾンビSF映画『ワールド・ウォー・ゼット(原題) / World War Z』の地中海に位置するマルタ島での撮影現場の様子がキャッチされている。

ブラッド・ピット主演映画『ツリー・オブ・ライフ』場面写真

 中国奥地を発生源とする、人類をゾンビに変えてしまう疫病がまん延した社会が舞台となる本作。絶滅の危機にひんした人類が、襲い来る死者たちとの世界大 戦に勝利してから約10年後の時代を舞台に、戦争の生存者たちの回想録をメインとして、ソンビパニックに襲われた全世界の物語を描き出す。ブラッドは、生 存者の証言を集める国連の調査員を演じるという。

 マルタ島の撮影では、6月中旬にパートナーのアンジェリーナ・ジョリーが6歳のザハラちゃんと5歳になったシャイロちゃんらを連れてセットを訪れたり、 7月初めには、ブラッドが9歳のマドックスと7歳のパックスを連れている場面がキャッチされるなど、ブラッドが、人類の終末戦争の歴史をたどる血なまぐさ い作品に出演する中でも、相変わらずの家族のつながりを大切にしている様子がうかがえる。

 Usマガジンなどによれば、子どもたちは、ピットがゾンビの集団から逃げる銃撃シーンを、見学するも、銃撃の効果音に驚いて耳をふさいだり、セットツ アーので300人を超えるゾンビメイクのエキストラに囲まれるなど、ちょっと怖くて、ほほ笑ましい姿を披露していたそう。今月半ばには、イギリスに舞台を 変えて行われる撮影でも、家族仲の良い姿を見せてくれそうだ。

 『ワールド・ウォー・ゼット(原題)』は米コメディー界の鬼才メル・ブルックス監督の息子で作家のマックス・ブルックスによる小説「WORLD WAR Z」を原作とし、ブラッドが、レオナルド・ディカプリオと争った後に、権利を取得したSFパニック・スペクタクル。監督は『007/慰めの報酬』のマー ク・フォースターが務める。製作はブラッドの製作会社Plan B Entertainmentが務め、2012年の公開を目指している。ブラッド×ゾンビという、異色の組み合わせで、ゾンビ世界における終末戦争が、描か れるのか? また、原作には元オタクなどの日本人キャクターも登場するが、映画ではどういった扱いになるのかも注目したい。



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