映画.comより(以下一部抜粋)

>米ワーナー・ブラザースによる大友克洋の人気漫画「AKIRA」の実写映画化企画は、メガホンをとる予定だったアルバート・ヒューズ監督が5月に降板して以降中断していたが、このほど新しい監督が決定したようだ。

キアヌ・リーブス、実写版「AKIRA」金田役を辞退

 米The Wrapによれば、ワーナーは「アンノウン」(2011)、「エスター」(09)のジャウム・コレット=セラ監督を正式に起用したという。コレット=セラ監督は、前述の2作に加え、05年の監督デビュー作「蝋人形の館」をワーナーのもとで撮っているが、いずれも低予算ながら興行的に成功をおさめている。なお、これで実写版「AKIRA」にかかわる監督は、当初予定されていたルアイリ・ロビンソンから数えて3人目になる。

 今回の「AKIRA」実写映画化は、原作の1~3巻を前編、4~6巻を後編として全2部作で製作するもの。舞台は2019年の人工都市ネオ東京から、終末戦争後の近未来の“ニュー・マンハッタン”に変更される。脚本家も次々と代わっており、ゲイリー・ウィッタから「アイアンマン」の脚本家コンビ、マーク・ファーガスとホーク・オストビーを経て、最新版は「ハリー・ポッター」シリーズの脚本家スティーブ・クローブスがリライトしたものだという。

 なお、今夏にもクランクインすると報じられていた同作だが、現時点ではキャストも未定。主人公の金田役の筆頭候補として浮上したキアヌ・リーブスは、これを辞退。ほかに、金田役にはギャレット・ヘドランド、マイケル・ファスベンダー、クリス・パイン、ジャスティン・ティンバーレイク、ホアキン・フェニックスが、鉄雄役にはロバート・パティンソン、アンドリュー・ガーフィールド、ジェームズ・マカボイが候補に挙がったことがわかっている。

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