スポーツ報知 より(以下一部抜粋)

> 韓国の誇る人気アーティスト・東方神起も、同じアジア人として、なでしこジャパンの快挙をたたえた。

 2人はこの日、東京・六本木のライブハウス「ニコファーレ」のこけら落としライブに出演。ライブ前に取材に応じ、イレブンを祝福した。実は東方神起は2009年、インターネット番組の企画で、なでしこのFW大野忍とPK合戦をしたことがある。その時にGKを務めたユンホ(25)は、大野のシュートを体感、セーブにも成功した。ハイライトで試合を見たというユンホは「素晴らしいゲームでした。おめでとうございます」と当時を振り返りながら日本語で称賛した。

 一方のチャンミン(23)は「ニュースで見ました、おめでとうございます!」と笑みを見せつつも、「正直いうと…うらやましいです」と本音をのぞかせた。

 なぜなら、韓国の女子サッカーは男子に比べると、かなり実績が低いのが実情だからだ。W杯には2003年に1度、出場しているが1勝もできず、今回も予選で敗退した。FIFAの最新ランキングでも16位に甘んじている。常に日本と競り合っている男子に比べ、人気も実力も差があるだけに、日本での盛り上がりがまぶしく映ったようだ。

 ライブでは20日発売の新曲「Superstar」を初披露。同曲はタイトルの「Superstar」を繰り返し連呼、「電光石火のスピード」というフレーズが歌詞にあるなど、偶然にもスピードで外国人選手との体格差をカバーしたなでしこにピッタリの曲で、快挙を祝うかのように2人は熱唱した。このライブには人気グループのAKB48も出演。日韓の人気グループの競演は「ニコニコ動画」で生放送された。