シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

 世界中で映画史を塗り替えるヒットを記録している映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のテレビスポット映像が解禁され、ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンの3人が日本に向けたメッセージを送っている。 10年間という長い時間をシリーズと共に過ごしたキャストが、今回の完結に一抹の寂しさを覚えていることがうかがえる映像だ。



 今回解禁されたのは、今月25日よりオンエアされるテレビスポット映像。ハーマイオニーを演じたエマが「長い間応援ありがとう」と日本のファンに向けてのメッセージを送れば、ロン役のルパートが「終わってしまう悲しさもあるけれど、楽しくてアッという間でした」とシリーズを振り返るなど、それぞれの思いの丈を明かしている。

 ファンはシリーズの完結を喜ぶ一方で寂しさを覚えているが、それはキャストも同じ。とりわけ、若い3人はその気持ちが一層強いはず。そのことを最も端的に口にしたのはハリー・ポッターという大役をずっと担い続けてきたダニエルだ。「<魔法>はあなたの心の中で永遠に生き続けます」というコメントは、映画『ハリー・ポッター』が今後常に語られる作品になることをひしひしと予感させるものとなっている。

 最後には慣れない日本語で「さよなら」と日本のファンに別れを告げたダニエル。大河シリーズの最終作ということもあり、次々と興行成績を更新し続けている本作はここ日本でも大ヒットを記録しているだけに、「さよなら」というには早過ぎる。『ハリポタ』旋風はまだまだ収まりそうにない。

映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は公開中