「るろうに剣心」実写映画、ヒロイン薫役は武井咲に決定!剣心を支える17歳の気丈な少女

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

> 主人公・緋村剣心を佐藤健が演じることが報じられ話題となった、週刊少年ジャンプ連載漫画の映画化『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』で剣心を支える気丈なヒロイン・神谷薫を、10代を代表する女優でモデルとしても活躍する武井咲が演じることが決定した。

 1994年から1999年まで週刊少年ジャンプ誌上で連載され、アニメも大ヒット。連載当時、ジャンプを代表する漫画として一大ブームを起こした本作。ヒロインの薫は、父親の創始した剣術「神谷活心流」の師範として、父親の死後、門弟のいなくなった道場を一人で支える17歳の少女。原作では、道場の存亡がかかった騒動を解決してもらったことをきっかけに、剣心を道場に住まわせることなる。父の遺した流儀を後世に伝えようと気丈にふるまい、若くして多くのものを背負いながら生きる女性で、「人斬り」の過去にさいなまれながらも、優しく、明るい心で人々を助けるために戦う剣心を支え、心を通わせていく。

 来年のNHK大河ドラマ「平清盛」への出演も決定し、女優としてさらなる活躍が期待される中での大抜てきに、武井は「多くの方からすごく愛されている原作コミックの実写化ということで、すごくうれしく、楽しみな気持ちと同時に今から大変緊張しています」とコメント。現在は、「神谷活心流」師範となるべく、殺陣のけいこや当時の所作を習う日々のようで、「そういった一つ一つの 動作に気が引き締まる思いです」と役にかける気合を語っている。

 また、NHK大河ドラマ「龍馬伝」の演出で知られる大友啓史監督は、武井を「これから間違いなく大きくなっていく女優さん」と絶賛。無邪気でありながら、仕事に対し根性がすわっていて、設定と同じ17歳という彼女の姿が、薫のイメージとぴったり重なるようで、「17歳という設定も合わせて、薫役は彼女以外考えられなかった」と満足のコメント。「大人気のコミックが原作なので、多くのファンがいる。プレッシャーや大きな期待がかかる中で、彼女ならきっと魅力的な薫像を創り上げられると思う」と武井の演技に今から太鼓判を押している。

 本作は、累計5,000万部を突破する和月伸宏の人気コミックが原作の実写映画。明治維新初期の日本を舞台に、かつて「人斬り抜刀斎」の名で恐れられた剣客で、現在は、不殺(ころさず)の誓いを立てた流浪人(るろうに)として生きる主人公・剣心の戦いを描く。剣心を演じるのは、「龍馬伝」で、「人斬り以蔵」の異名を取る岡田以蔵を演じ、理想のキャスティングに原作者の和月もお墨付きを与えたという佐藤健。製作はワーナー・ブラザース映画が務め、世界23か国で出版され、世界中にファンを持つコミックの実写化に取り組む。

 剣心に続いて、ついに発表となったヒロイン役のキャスト。京都を中心とした撮影は、いよいよ8月からクランクインということで、新撰組の面々をはじめ、個性的な原作キャラクターたちの中から、どのキャラが登場し、それを誰が演じるのか。さらなる発表が待ち遠しいところだ。

実写映画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は2012年夏公開予定

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