『アメイジング・スパイダーマン』、日本で世界最速3D公開!両親の死の謎が深まる最新特報映像も解禁

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

>大人気アメコミの新シリーズ第1作となる映画『アメイジング・スパイダーマン』の日本公開日が2012年6月30日に決定し、本国アメリカよりも3日早い世界最速3D公開となることが明らかになった。同時に、これまで秘密のベールに包まれていたストーリーの一端を明らかにする特報映像も解禁。まったく新しい「スパイダーマン」の活躍に世界中から熱い視線が集まっている。

『アメイジング・スパイダーマン』予告 はこちら

 シリーズ再始動となる本作は、2012年6月30日より日本公開されることが決定。本国アメリカでは例年大作が公開されることの多い独立記念日直前の7月3日よりの公開となっており、ここ日本で世界最速公開を迎えることとなる。これは、今年3月に東日本大震災に襲われたものの、その後復興に向けてがんばっている日本人にいち早く新しいスパイダーマンの雄姿を観てもらいたいという製作陣の願いにより実現したものだという。

 トビー・マグワイアが主演を務めた旧シリーズの映画『スパイダーマン』の公開は2002年。くしくもアメリカ同時多発テロが起きた次の年のことであり、同作は予告編やポスタービジュアルでテロの被害にあったワールド・トレード・センターを使っていたことから、宣伝方針の変更を余儀なくされたといういきさつがある。911以降、原作コミックではスパイダーマンがテロ事件の現場で消防士や警官を助けるストーリーが描かれ、映画版にも復興に向かうアメリカを支援するメッセージが込められるなど、ニューヨーク生まれのヒーローはいつも災難に見舞われた人々の側に立ってきた。今回の日本最速公開も、そういった「スパイダーマン」の意思をくんだものといえるだろう。

 また、今回のニュースと同時に特報映像も解禁。映画『ソーシャル・ネットワーク』での好演も記憶に新しいアンドリュー・ガーフィールドが新スパイダーマンにふんする本作では、旧シリーズではあまり触れられることのなかった主人公の両親の死が物語の大きなキーとなっていることがうかがえる。グウェン・ステイシー役のエマ・ストーンも姿を見せており、旧シリーズから一新されたキャスト陣もついにお目見え。一切の詳細が伏せられていた本作だけに、今後の情報公開にも期待したいところだ。

 本作は3Dとして公開されることがすでに決定しており、今回解禁された特報映像からでもその片りんは十分に感じ取れる。ニューヨークの街中を変幻自在に駆け回るスパイダーマンの視点から描かれるアクションは、2Dでも迫力満点であり、これが3Dになったらどうなるのかは想像しただけでもワクワクすること間違いなし。この特報映像の3Dバージョンは7月29日より一部劇場を除くTOHOシネマズにて上映される予定となっており、気になった人は劇場に行くというのも一つの手かも? 1962年にマーベル・コミックで初めてスパイダーマンが登場してから、ちょうど50年となる2012年に公開される本作。まったく新しい『スパイダーマン』の世界をぜひとも体験してみてほしい。(編集部・福田麗)

映画『アメイジング・スパイダーマン』は2012年6月30日よりTOHOシネマズ日劇ほか世界最速3D公開