『ムカデ人間』の日本人ハリウッド俳優・北村昭博『サイタマノラッパー3』に出演決定!数千人規模でエキストラ募集!
シネマトゥデイより(以下一部抜粋)> 7月の日本公開以来、異例のヒットを続けているカルトホラー『ムカデ人間』に出演する日本人ハリウッド俳優・北村昭 博が、入江悠監督の青春ラップムービー最新作『SRサイタマノラッパー3』(仮題)に出演することが決定した。『ムカデ人間』での来日時、日本のクリエイ ターと共に世界と勝負したいという、強い気持ちを明かしていた北村の希望がかなうこととなった。
『SRサイタマノラッパー』は入江監督がインディペンデント体制で制作した青春映画。こわもてのイメージが先行しがちなラッパー青年たちの、ダサ くてほろ苦い、でも胸があつくなる青春を切なく温かく描き、日本映画監督協会新人賞を受賞するなど、各方面から絶賛された。女子ラッパーを主人公に『SR サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~』も米で行われたニューヨーク・アジアン・フィルムフェスティバルで招待上映されるなど話題を呼び、最終章と銘打った 3作目の撮影が間もなく開始される予定だ。
出演が決定した北村は、「3回泣いて、彼の才能は世界に通じると思った」と1作目を鑑賞したときの思いを述懐。『ムカデ人間』が上映された 2010年のゆうばりファンタスティック国際映画祭で2作目を鑑賞し、監督と仕事をしたいとの思いを強めた北村は、3作目の出演を実現させるため、アメリ カに帰った後もひそかにラップの練習を開始していたという。そんな北村にチャンスを与えたのは、やはり『ムカデ人間』だった。入江監督を招いて行われた本 作のトークショーで北村は、大勢の観客と監督の前でラップの腕前を披露。出演させてくれとは言わず、ただ「いつか一緒に仕事がしたい」とだけ告げた北村 に、後日入江監督は、『サイタマノラッパー3』出演をオファー。「チャンスをつかんだ!」と思った北村は、そのときレストランにいたにもかかわらず、思わ ずガッツポーズをしたという。
アメリカでもポップカルチャーに浸透するブームとなった『ムカデ人間』のおかげで、北村には、いくつかのホラー映画出演のオファーも舞い込んでい た。しかし、「本当に次が重要だと思っていた」という北村は、安易に作品を決めることはしなかった。そんな彼にとって、本作はまさに最高の作品だったよう で、「日本の才能と世界で勝負したいと思っている僕にとって、まさに入江君の光る才能と一緒に仕事ができるのは運命だと思う」と喜びのコメント。さらに、 「これからも、どんどん才能ある日本の監督や役者さんたちと仕事をして、ハリウッドに負けないハイクオリティーな作品を生み出していきたいです」と希望を 語っている。
ハリウッドを相手に戦い続ける北村と、インディペンデント精神で世界に作品を発信する入江監督&サイタマノラッパー集団のコラボが実現した本作。 現在来北村は、本作の撮影開始に向けて気合十分。「毎日、プロテインを飲んで、ジムに行って、本場LAの黒人ラッパーたちから学びながらラップの練習をし ている」と本物ラッパーになるべく、役づくりに余念がない様子。そして、そんな北村を迎える『SRサイタマノラッパー3』では、現在公式ブログなどを通じ て、数千人規模の出演者とエキストラを募集中。9月24日と25日に、埼玉県の某所でライブシーンの撮影を敢行する予定で、インディペンデント映画として は、かなり大規模な撮影になりそう。今回も大きな話題を呼ぶ作品になること確実だ。
『SRサイタマノラッパー3』ライブシーンは、9月24日、25日に埼玉県深谷市某所で撮影予定。エキストラ参加の詳細は入江悠監督の公式ブログ、メールマガジンで近日発表予定