デビューより(以下一部抜粋)

> スーパーミュージカル『聖闘士星矢』の公演が先月31日に、東京・全労災ホール/スペース・ゼロで好評のうちに千秋楽を迎えた。主演・ペガサス星矢役の鎌苅健太は「この作品に関わることができて嬉しかった」と充実した表情で語った。

アテナ役・富田麻帆ら他キャストの画像

 1980年代に人気を呼んだ車田正美のマンガが原作の、スーパーミュージカル『聖闘士星矢』。今回の舞台は87年に公開されたアニメーション映画『聖闘 士星矢 邪神エリス』をもとにしたストーリーで構成。主演のペガサス星矢の鎌苅健太、アテナ・城戸沙織の富田麻帆をはじめ、フレッシュなキャスティングで 注目を集めた。

 原作の世界観を損なわない、キャラクター、衣装、そして必殺技「ペガサス流星拳」などで、原作ファンも満足させる一方、生味の人間が演じるからこその温 かみも強く出ていた。震災の影響で気持ちが沈みがちな昨今、あきらめないで立ち向かう勇気や強さを与えてくれる作品となった。 千秋楽の公演は特にキャストたちのテンションも高く、大きな盛り上がりの中、エンディングを迎えた。

 カーテンコールでは、キャストを代表して鎌苅が挨拶。「『聖闘士星矢』は愛や絆や葛藤がつまった深い作品。この作品に関わることができて嬉しかった。 今、日本は大変な状況ですが、この作品で、あきらめない気持ちや前を向く気持ちをもらいました」と充実した表情で語った。そして最後には「(この舞台は) また帰ってきます。約束します」と観客に期待を抱かせる言葉を残し、幕をとじた。

 なお発売中の月刊デ☆ビュー9月号(オリコン・エンタテインメント刊)では、ペガサス星矢役の鎌苅健太のインタビューを掲載。また悩みや相談に鎌苅が答えるというイベントの参加告知も掲載している。

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