シネマトゥデイより(以下一部抜粋)
>『天空の城ラピュタ』の“目玉焼きパン”、『ハウルの動く城』のベーコンエッグ、『崖の上のポニョ』の“リサ特製ラーメン”……スタジオジブリ作品にとっ て欠かせない食事のシーンだが、最新作『コクリコ坂から』の食事シーンのこだわりが明らかになった。メガホンを取った宮崎吾朗監督は、皆がそろって食事を するという当たり前のことが、とても意味のあるものになったという意味で、「何でもない朝の食卓のシーンが、3月11日の震災以降、とても大切なシーンに なった」と語っている。
映画『コクリコ坂から』場面写真
『コクリコ坂から』に登場する印象的な食事のシーンは、2つ。主人公の海が、自身が切り盛りする自宅兼下宿屋「コクリコ荘」で、準備に勤しむ姿から描か れる朝ごはんのシーンと、海が高校に持参するお弁当を食べるシーンだ。朝ごはんのシーンでは、手嶌葵の歌う「朝ごはんの歌」が軽快だが、宮崎吾朗監督は、 その歌の作詞にも参加。「お鍋はグラグラ」で始まるユニークな歌詞とメロディーのアンバランスさで、映画のテンポと世界観をも表現しているのだという。
また、高校でお弁当を食べるシーンでは、映画の舞台となった1963年頃、高校生がどのようなお弁当を食べていたのか調査を実施。生活様式がさまざま だった当時、住んでいる場所や置かれている環境などで、お新香しか入っていない人もいれば、卵焼きやウインナーが入っている人もいるといったように、お弁 当の中身にも差があったことを受け、海が持参するお弁当のイメージを構築していったという。
思わず『天空の城ラピュタ』を観て、目玉焼きパンを作ってしまった人も、『ハウルの動く城』を観て、ベーコンエッグを作ってしまった人も、『崖の上のポ ニョ』を観て、ラーメンに大きなハムを載せてしまった人も多いはず。今までのスタジオジブリ作品の食事シーンを思い出しつつ、最新作の食事シーンを観てみ ると、そこに詰め込まれたこだわりに驚かされることだろう。
映画『コクリコ坂から』は全国公開中
>『天空の城ラピュタ』の“目玉焼きパン”、『ハウルの動く城』のベーコンエッグ、『崖の上のポニョ』の“リサ特製ラーメン”……スタジオジブリ作品にとっ て欠かせない食事のシーンだが、最新作『コクリコ坂から』の食事シーンのこだわりが明らかになった。メガホンを取った宮崎吾朗監督は、皆がそろって食事を するという当たり前のことが、とても意味のあるものになったという意味で、「何でもない朝の食卓のシーンが、3月11日の震災以降、とても大切なシーンに なった」と語っている。
映画『コクリコ坂から』場面写真
『コクリコ坂から』に登場する印象的な食事のシーンは、2つ。主人公の海が、自身が切り盛りする自宅兼下宿屋「コクリコ荘」で、準備に勤しむ姿から描か れる朝ごはんのシーンと、海が高校に持参するお弁当を食べるシーンだ。朝ごはんのシーンでは、手嶌葵の歌う「朝ごはんの歌」が軽快だが、宮崎吾朗監督は、 その歌の作詞にも参加。「お鍋はグラグラ」で始まるユニークな歌詞とメロディーのアンバランスさで、映画のテンポと世界観をも表現しているのだという。
また、高校でお弁当を食べるシーンでは、映画の舞台となった1963年頃、高校生がどのようなお弁当を食べていたのか調査を実施。生活様式がさまざま だった当時、住んでいる場所や置かれている環境などで、お新香しか入っていない人もいれば、卵焼きやウインナーが入っている人もいるといったように、お弁 当の中身にも差があったことを受け、海が持参するお弁当のイメージを構築していったという。
思わず『天空の城ラピュタ』を観て、目玉焼きパンを作ってしまった人も、『ハウルの動く城』を観て、ベーコンエッグを作ってしまった人も、『崖の上のポ ニョ』を観て、ラーメンに大きなハムを載せてしまった人も多いはず。今までのスタジオジブリ作品の食事シーンを思い出しつつ、最新作の食事シーンを観てみ ると、そこに詰め込まれたこだわりに驚かされることだろう。
映画『コクリコ坂から』は全国公開中