読売新聞
より(以下一部抜粋)
スイス南部ロカルノで開かれたロカルノ国際映画祭で13日(日本時間14日)、青山真治監督(47)の「東京公園」が、今回特別に設けられ、最優秀賞「金豹(ひょう)賞」に匹敵する「金豹賞審査員特別賞」を受賞することが決まった。
同映画祭は、若手監督の登竜門として知られ、1946年から毎年8月に開催されている。
「東京公園」は青山監督の最新作。カメラマンを目指して東京の公園で家族写真を撮っている大学生が、ある撮影依頼をきっかけに、自分の周囲の人間関係を見つめ直していく過程をみずみずしく描いている。
青山監督は1996年に長編映画デビュー。2000年のカンヌ国際映画祭では「EUREKA(ユリイカ)」で国際批評家連盟賞、エキュメニック賞を受賞するなど国際的評価を得ている。