シネマトゥデイより(以下一部抜粋)
>27歳の独身青年と6歳の少女の不思議な共同生活を描いた映画『うさぎドロップ』より、原作にはない映画オリジナルの、謎の本格的なダンスシーン映像が解 禁された。これがダンス初体験という松山ケンイチとバレエ経験がある香里奈によるダンスは、かなり見ごたえのあるものとなっており、キャストとスタッフの こだわりがそこここに垣間見えるシーンとなっている。
今回解禁されたのは、ドレスアップした松ケンと香里奈が絡み合うように踊るシーン。原作コミックには存在しない映画オリジナルの場面ということもあって か、スタッフは振り付けにもかなりのこだわりを見せており、これがダンス初体験という松ケンは「かなり練習した」と明かしているだけでなく、「僕はダンス をやったことがなかったので、自分の中では難題でした。香里奈さんはもともとバレエをやられていて、ものすごく上手いから、迷惑を掛けないようにしようと 必死でした」と撮影時の苦労を振り返った。ダンスといえばやはり男性が女性をリードするものだという印象があるが、このダンスシーンに限っていえば、松ケ ンは「男がリードしないとって思っていたけど、香里奈さんにエスコートしてもらっちゃいました」と告白している。
だが、出来上がったダンスシーンは、そんな撮影の裏側を感じさせないほど見事なもの。今回解禁された映像では別のBGMが使用されているものの、本編 バージョンではSABU監督がベルリンで購入したというWir sind Heldenの楽曲「Die Konkurrenz」をBGMに、情熱的に踊り、ポーズを取る2人の姿はびしっと決まっており、全体的にゆったりした空気の流れている本作にアクセント を加えている。そのほか、今回解禁されたダンスシーンとは別に、本編中にはりんを演じる芦田愛菜がダンスに挑戦したシーンもあり、こちらは芦田が「お遊戯 会でダンスをするシーンが楽しかった」とコメントするなど、実に楽しそうに踊っているのが印象的なシーンとなっている。
映画『うさぎドロップ』は、映画『蟹工船』『疾走』といった骨太な人間ドラマを撮り続けてきたSABU監督が新境地に挑戦したヒューマンドラマ。前半 は、宇仁田ゆみの原作コミックに登場する印象的なエピソードを基にしつつも、後半は脚本を務める林民夫のアイデアによるドラマチックな展開になっている。 今回解禁されたダンスシーンは、林による脚本にSABU監督自身が付け加えたもので、SABU監督いわく、「ちょっと暴走して書いた(笑)」もの。プロ デューサー陣もこのシーンを絶賛しており、そのかいあってか、完成版にも使われることになったという。どうして2人がダンスを踊っているのか。そのことに も要注目の映画オリジナルエピソードだ。(編集部・福田麗)
映画『うさぎドロップ』は8月20日より渋谷シネクイント、新宿ピカデリーほか全国公開
>27歳の独身青年と6歳の少女の不思議な共同生活を描いた映画『うさぎドロップ』より、原作にはない映画オリジナルの、謎の本格的なダンスシーン映像が解 禁された。これがダンス初体験という松山ケンイチとバレエ経験がある香里奈によるダンスは、かなり見ごたえのあるものとなっており、キャストとスタッフの こだわりがそこここに垣間見えるシーンとなっている。
今回解禁されたのは、ドレスアップした松ケンと香里奈が絡み合うように踊るシーン。原作コミックには存在しない映画オリジナルの場面ということもあって か、スタッフは振り付けにもかなりのこだわりを見せており、これがダンス初体験という松ケンは「かなり練習した」と明かしているだけでなく、「僕はダンス をやったことがなかったので、自分の中では難題でした。香里奈さんはもともとバレエをやられていて、ものすごく上手いから、迷惑を掛けないようにしようと 必死でした」と撮影時の苦労を振り返った。ダンスといえばやはり男性が女性をリードするものだという印象があるが、このダンスシーンに限っていえば、松ケ ンは「男がリードしないとって思っていたけど、香里奈さんにエスコートしてもらっちゃいました」と告白している。
だが、出来上がったダンスシーンは、そんな撮影の裏側を感じさせないほど見事なもの。今回解禁された映像では別のBGMが使用されているものの、本編 バージョンではSABU監督がベルリンで購入したというWir sind Heldenの楽曲「Die Konkurrenz」をBGMに、情熱的に踊り、ポーズを取る2人の姿はびしっと決まっており、全体的にゆったりした空気の流れている本作にアクセント を加えている。そのほか、今回解禁されたダンスシーンとは別に、本編中にはりんを演じる芦田愛菜がダンスに挑戦したシーンもあり、こちらは芦田が「お遊戯 会でダンスをするシーンが楽しかった」とコメントするなど、実に楽しそうに踊っているのが印象的なシーンとなっている。
映画『うさぎドロップ』は、映画『蟹工船』『疾走』といった骨太な人間ドラマを撮り続けてきたSABU監督が新境地に挑戦したヒューマンドラマ。前半 は、宇仁田ゆみの原作コミックに登場する印象的なエピソードを基にしつつも、後半は脚本を務める林民夫のアイデアによるドラマチックな展開になっている。 今回解禁されたダンスシーンは、林による脚本にSABU監督自身が付け加えたもので、SABU監督いわく、「ちょっと暴走して書いた(笑)」もの。プロ デューサー陣もこのシーンを絶賛しており、そのかいあってか、完成版にも使われることになったという。どうして2人がダンスを踊っているのか。そのことに も要注目の映画オリジナルエピソードだ。(編集部・福田麗)
映画『うさぎドロップ』は8月20日より渋谷シネクイント、新宿ピカデリーほか全国公開