Movie Walkerより(以下一部抜粋)

>ニューヨークを舞台に家族の再生を描く『リメンバー・ミー』(8月20日公開)で、ロバート・パティンソンとがっぷり四つに組む、ピアース・ブロスナン、クリス・クーパーなど、個性派名優たちからコメントが到着した。

【写真】主人公の恋人の父親を演じ、正面からぶつかり合う役どころのクリス・クーパー

本作は、主演・製作総指揮を務めたロバート・パティンソンの、『トワイライト』撮影前には誰にも認知されなかった念願の企画だ。出資者がなかなか集まら ず、実現が見えなかったが、ロバートの熱い思いに突き動かされ、映画ファンに圧倒的支持を持つ個性派俳優たちが集結した。ロバート・パティンソン演じるタ イラーは、若き日に誰もが経験する“理由なき反抗”的な新境地役であり、ほぼ素の自分をさらけ出している。

『007』シリーズのポンド役で知られ、本作で主人公の厳格な父親役を演じているピアーズ・ブロスナンは、「名声の頂点に投げ込まれた若者だが、私が見る 限り、とても堂々としているよ。非常に謙虚でありながら、本作のような一本を選ぶ勇敢さもある」と、ロバートの印象を語る。『アメリカン・ビュー ティー』(99)、『アダプテーション』(02)など、様々な役柄で各国の批評家協会賞の常連となった性格俳優で、主人公の恋人の父親を演じ、正面からぶ つかり合う役どころのクリス・クーパーは、「私は脚本の繊細さが実に素晴らしいと思ったんだが、ロバートはそれを見事に表現していたね。心を鷲づかみにす る俳優だよ」と絶賛している。

本作の脚本家ウィル・フェターズは全くの無名新人だったが、脚本を気に入った監督やロバートによって日の目を見ることができた。そして、ロバートが『トワ イライト』で一躍、大スターになったことで映画化が実現した。そんな『リメンバー・ミー』は様々なピースのどれか一つでも欠けていたら、世に出ていなかっ た作品だ。それだけに本作に関わった全ての者にとって感慨深い作品でもあるし、実現に向けて強力に推進させたロバートの功績が大きかったのは言うまでもな いだろう。そんなロバートに共感して集まったベテラン俳優たち。彼らの繊細なアンサンブルが織りなす喪失と再生の人間ドラマはまさに必見だ。

ちなみにウィル・フェターズは現在、巨匠クリント・イーストウッドがメガホンを取り、レオナルド・ディカプリオ、ビヨンセ・ノウルズの豪華共演が話題の『スタア誕生』のリメイク脚本に取り組んでいる。こちらも注目したい。


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