映画.comより(以下一部抜粋)

>高額予算を理由にディズニーがジョニー・デップ主演作「ローン・レンジャー」の製作を差し止めた問題について、Deadlineがウォルト・ディズニー・スタジオのリッチ・ロス社長を直撃した。

「ローン・レンジャー」監督ら給与カットも製作再開は困難

米アナハイムで8月19~21日(現地時間)に行われた、ディズニー主催のイベント「D23 EXPO」に参加したロス社長は同作について、「素晴らしいストーリーだし、わたし以上にジェリー(・ブラッカイマー)とジョニー(・デップ)と仕事をし たいと思っているものはいない」と実現への熱意を見せた。しかし、ロス社長が、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーや主演のジョニー・デップの名前 を挙げながら、ゴア・バービンスキー監督について何もコメントしなかったことにDeadlineは注目。同サイトは、バービンスキー監督を外して映画化準 備を進めているのではないか、との憶測を展開している。

 バービンスキー監督と言えば、「パイレーツ・オブ・カリビアン」3部作を手がけたのちに、シリーズ第4弾「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いの ち)の泉」を辞退し、テレビゲーム「バイオショック」の映画化に取りかかるものの、高額の予算を請求したために同作を頓挫させた経験を持つ。「ローン・レ ンジャー」が西部劇にかかわらず2億5000万ドルを超える超大作になったのもバービンスキー監督の提案によるものだと言われており、ディズニーがバービ ンスキー監督抜きで映画化を図る可能性は十分ありそうだ