オリコンより(以下一部抜粋)

> 北米最大規模の映画祭となる『第35回モントリオール世界映画祭』の授賞式が最終日の28日に行われ、日本作品でワールド・コンペティション部門に正式 出品された2作品のダブル受賞が決まった。『わが母の記』が審査員特別グランプリ、『アントキノイノチ』が革新的で質の高い作品に与えられるイノベーショ ンアワードに輝き、これで同映画祭では4年連続で日本作品の受賞となった。

【写真】世界から賞賛を得た2作品の場面カット 一覧

 カナダで毎年開かれる同映画祭は、2006年『長い散歩』(奥田瑛二監督)と2008年『おくりびと』(滝田洋二郎監督)が共にグランプリに選出される など、世界12大映画祭の中でもとりわけ日本作品との縁が深いといわれる。昨年は『悪人』(李相日監督)で深津絵里が主演女優賞に輝いていた。

 今回受賞した『わが母の記』(監督・脚本:原田眞人)は2012年公開、『アントキノイノチ』(瀬々敬久監督)は11月19日公開。