ウォンビンの登場に10倍の競争率を勝ち抜いてプラチナチケットを手に入れたファン300人大熱狂!

シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

> 30日、東京・新宿バルト9にて、映画『アジョシ』の舞台挨拶が行われ、元特殊要員の男・テシクを演じる主演のウォンビン、テシクに命がけで守られる少女・ソミ役のキム・セロン、イ・ジョンボム監督が登壇し、約300名集まったファンを熱狂させた。

映画『アジョシ』場面写真

 この日の特別イベントの鑑賞券は、ウォンビンの人気を反映して、先行予約抽選の段階で、定員に対し約10倍となる申し込みがあったという。そのため会場 では、激戦を勝ち抜き、プラチナチケットを手にしたラッキーなファンたちの熱気でムンムン。中には受付3時間も前から来場していたファンもいたそうだ。

 期待が高まる中、早速ウォンビンが舞台上に登場すると、客席からは「ウォンビン!」と黄色い声援が飛んだ。ウォンビンが、ゆっくりと大きく片手を挙げ、笑顔で応えると、そのキラースマイルに悩殺されたファンからは、さらに「キャー!」と絶叫に近い歓声が上がった。

 本作で自分を「アジョシ(おじさん)」と呼んで慕うソミ(セロン)を、命がけで守る役を演じるウォンビンには、ファンから「もしわたしもそうなったら、 命がけで守ってくれますか?」との質問が。ウォンビンは、「はい。でもその前に僕が死にそう」と答え、会場は笑いの渦に。そこで司会者が、「そうしたら (会場にいるファンの)皆さんが、(ウォンビンを)守りますよね?」と合いの手を入れると、観客からは大きな拍手。ウォンビンが笑いながら、「ありがとう ございます」と丁寧に頭を下げる一幕もあった。

 劇中では、質屋を営むテシク(ウォンビン)にソミ(セロン)が預けにくるMP3プレイヤーが鍵となる場面があるという。撮影に使用されたプレイヤーには 楽曲は入っておらず、ウォンビンはただ「聴いている演技をしていた」とのこと。しかし、ジョンボム監督によれば、プレイヤーにはFreeTEMPOという 日本人アーティストの「Sky High」という曲が入っている設定だったとか。その曲にインスパイアされて映画のエンディングを決定したと明かすなど、監督にとって重要な役割を持つ曲 だったそうだ。

 最後は、客席をバックに、ウォンビン、セロン、ジョンボム監督がそろって写真撮影。ウォンビンがすぐそばにいるという大興奮の状態で、ファンは、「アジョシ! ウォンビン!」と声をそろえて叫び、退場するウォンビンにいつまでも手を振り続けていた。

 映画『アジョシ』は、韓国で観客630万人を動員した大ヒット作。映画『ブラザーフッド』のウォンビンが、自分を「アジョシ(おじさん)」と呼び、唯一 慕う少女(セロン)を守るべく、犯罪組織と闘う元特殊要員を好演、韓国アカデミー賞主演男優賞に輝いた。映画『熱血男児』のイ・ジョンボム監督が、孤独な 男と寂しい少女の絆を通じ、魂の再生を描く感動のアクション・エンタテインメント。(取材・文:尾針菜穂子)

映画『アジョシ』は9月17日全国公開


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