Movie Walker
より(以下一部抜粋)
>コメディ俳優のエディ・マーフィが、来年2月26日(日)に開催される第84回アカデミー賞授賞式の司会者の最有力候補に挙がっていることがわかった。
【写真】米人気テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」ショウなどでもホストの経験を持つエディ
視聴率の向上が最優先とあって、映画芸術科学アカデミーは昨年、若者層へのアプローチを狙って、全くの素人であるアン・ハサウェイとジェームズ・フランコをホストに起用した。しかし結果的には、視聴率は下がると共に、ふたりの全く息の合っていないホストぶりが酷評されたため、今年は、従来通りその道のプロを復活させる可能性が濃厚だ。
その最有力候補に挙がっているのが、米人気テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」ショウなどでもホストの経験を持つエディだという。『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズや『シュレック』シリーズで知られるエディは、かつては興行成績が1億ドル以上の大ヒット作に10本以上出演しているドル箱スターだったが、賞レースには縁がなく、ドラマ『ドリームガールズ』(06)で初めてゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞すると共に、初めてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされている。
エディはその年の賞レースを総なめにしたものの、アカデミー会員が好まないと言われているコメディ俳優であるため、アカデミー賞を受賞できるかが争点となっていた。そして授賞式の当日、大方の予想通り受賞を逃し、『リトル・ミス・サンシャイン』(06)のアラン・アーキンが同賞を受賞したことがわかると、エディはすぐさま恋人と会場を出てしまったため、各メディアが「エディは、アカデミー協会の差別的態度に憤慨した」と書きたてた。
これについてエディの広報は、「受賞したとしても、夜は家族と一緒に過ごす予定だった」と“腹いせ説”を否定しているが、その後に行われる受賞インタビューなどを考えても、さすがにセレモニーの途中で退席するはずはなく、アカデミー協会との確執が伝えられたという経緯がある。
しかしDeadline.comに対し、関係者が「同協会から、エディに対して来年度のホスト役の話があり、エディも関心を持っていると聞いています。エディの映画への情熱は、クエンティン・タランティーノ監督やブレッド・ラトナー監督にも負けないくらいです。ホストの経験もありますし、今までの全てのキャリアが、アカデミー賞のホストとして十分に生かされるでしょう」と、語っている。
エディがホストを務めることになれば、少なくとも5年間続いた“確執説”はなくなるだろうが、果たしてエディはどのような結論を出すのか? その真相は、ホストが正式に発表される今月末に明らかになる。
>コメディ俳優のエディ・マーフィが、来年2月26日(日)に開催される第84回アカデミー賞授賞式の司会者の最有力候補に挙がっていることがわかった。
【写真】米人気テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」ショウなどでもホストの経験を持つエディ
視聴率の向上が最優先とあって、映画芸術科学アカデミーは昨年、若者層へのアプローチを狙って、全くの素人であるアン・ハサウェイとジェームズ・フランコをホストに起用した。しかし結果的には、視聴率は下がると共に、ふたりの全く息の合っていないホストぶりが酷評されたため、今年は、従来通りその道のプロを復活させる可能性が濃厚だ。
その最有力候補に挙がっているのが、米人気テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」ショウなどでもホストの経験を持つエディだという。『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズや『シュレック』シリーズで知られるエディは、かつては興行成績が1億ドル以上の大ヒット作に10本以上出演しているドル箱スターだったが、賞レースには縁がなく、ドラマ『ドリームガールズ』(06)で初めてゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞すると共に、初めてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされている。
エディはその年の賞レースを総なめにしたものの、アカデミー会員が好まないと言われているコメディ俳優であるため、アカデミー賞を受賞できるかが争点となっていた。そして授賞式の当日、大方の予想通り受賞を逃し、『リトル・ミス・サンシャイン』(06)のアラン・アーキンが同賞を受賞したことがわかると、エディはすぐさま恋人と会場を出てしまったため、各メディアが「エディは、アカデミー協会の差別的態度に憤慨した」と書きたてた。
これについてエディの広報は、「受賞したとしても、夜は家族と一緒に過ごす予定だった」と“腹いせ説”を否定しているが、その後に行われる受賞インタビューなどを考えても、さすがにセレモニーの途中で退席するはずはなく、アカデミー協会との確執が伝えられたという経緯がある。
しかしDeadline.comに対し、関係者が「同協会から、エディに対して来年度のホスト役の話があり、エディも関心を持っていると聞いています。エディの映画への情熱は、クエンティン・タランティーノ監督やブレッド・ラトナー監督にも負けないくらいです。ホストの経験もありますし、今までの全てのキャリアが、アカデミー賞のホストとして十分に生かされるでしょう」と、語っている。
エディがホストを務めることになれば、少なくとも5年間続いた“確執説”はなくなるだろうが、果たしてエディはどのような結論を出すのか? その真相は、ホストが正式に発表される今月末に明らかになる。