最高賞の金獅子賞はロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督『ファウスト』に!【第68回ベネチア国際映画祭】

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>第68回ベネチア国際映画祭コンペティション部門の受賞結果が現地時間10日に発表され、園子温監督『ヒミズ』の染谷将太と二階堂ふみがそろってマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞した。同賞の受賞は日本人で初めて。すでに帰国している二人に代わって記念の像を受け取った園監督は「ボナセーラ(こんばんは)。サンキュー。この映画を世界中の若い人に捧げます」と喜びを語った。受賞結果は以下の通り。



Who killed Cock Robin?

第68回ベネチア国際映画祭コンペティション部門の作品

●金獅子賞(優秀作品賞)
『ファウスト』(ロシア)
アレクサンドル・ソクーロフ監督

●銀獅子賞(優秀監督賞)
蔡尚君監督
『人山人海』(中国・香港)

●審査員特別賞
『テッラフェルマ』(イタリア) エマヌエレ・クリアレーゼ監督

●優秀男優賞
マイケル・ファスべンダー
『シェイム』(英国、スティーブ・マックイーン監督)

●優秀女優賞
デニー・イップ 
『シンプル・ライフ』(中国・香港、アン・ホイ監督) 

●マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人女優・男優賞)
染谷将太、二階堂ふみ
『ヒミズ』(日本) 園子温監督 

●優秀技術賞(撮影に対して)
ロビン・ライアン
『嵐が丘』(英国、アンドレア・アルノルド監督) 

●優秀脚本賞
ヨルゴス・ランティモス&エフティミス・フィリッポー
『アルプス』(ギリシャ)