櫻井翔主演作を嵐のメンバーはまだ観ていない?加賀まりこ「あなたが一生懸命働いたのに!」


シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


13日、映画『神様のカルテ』の大ヒット御礼舞台あいさつがTOHOシネマズ日劇2にて行われ、主演の櫻井翔が、本作をまだ嵐のメンバーが観ていないらしいことを告白。共に出席した加賀まりこが「あなたが一生懸命働いたのに」とまるで母親のようなコメントをした。

映画『神様のカルテ』写真ギャラリー

 満員の会場から大きな拍手で迎えられた櫻井は、「たくさんの人の心に長く残る映画になってほしいです」と感無量の様子で集まった観客に語り掛け、本作を観た友人からもらったというメールの内容を披露。「『映画の中のおまえが、あまりにすてきな医者過ぎて悔しかった』というメールでした。悔しかったと言われるのは最高のほめ言葉だったりします」と満足感たっぷりの表情を見せた。また、命をテーマに描いている本作を観てほしい人について、加賀は「これから手術をする友達のお父さんから、この映画を観て覚悟が決まったという手紙をいただいた。わたしと同じくらいやもっと上の世代の、これから死を覚悟しないといけない年代の方に観ていただき、最後は本当に豊かな日々を過ごしてほしいと心から思います」と観た人に勇気を与えた心温まるエピソードを明かした。

 ところが加賀から「(嵐の)メンバーは(映画を観たの)?」という質問を受けた櫻井は、とたんに大弱り。嵐のメンバーはまだ映画を観ていないらしいことを明かし、「忙しいんだと思います」と弁明すると、それを聞いた加賀は「信じられない! あなたが一生懸命働いたのに、何で観てくれないんだろう!?」と発言。櫻井は「男のやきもちかな」と友人からもらったメールのエピソードに引っ掛けてうまく場を収めた。

 『神様のカルテ』は、最愛の妻や同じアパートの住人たちと心を通わせながら、地方都市の病院で働く医師の栗原一止(櫻井翔)に、あるとき大学病院から誘いの声が掛かる。迷う一止の前に、彼を頼って末期がんの患者がやってきたことから、医者や医療のあり方を見つめ直していくヒューマンドラマ。(肥沼和之)

映画『神様のカルテ』は全国公開中