スポニチアネックス より(以下一部抜粋)
>俳優の溝端淳平(22)がドイツ映画「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(10月28日公開)の日本語吹き替え版で声優に初挑戦する。ハリウッドでも活躍するポール・W・S・アンダーソン監督から直接指名を受けたもの。「お話をいただいて大興奮しました!」と張り切っている。
溝端が声を担当するのは、無鉄砲だが、まっすぐな心を持つ主人公の若者ダルタニアン。彼を3人の銃士が支え、悪の権力者らに立ち向かうという冒険物語だ。
日本語吹き替え版のキャスティングにあたっては、アンダーソン監督が強いこだわりを見せた。日本生まれのゲームを基に映画「バイオハザード」シリーズを製作した日本通。飛行船が大砲で撃ち合う戦闘シーンがある今作も、日本アニメ「キャプテン・ハーロック」「宇宙戦艦ヤマト」から多大な影響を受けた。
日本の配給会社は、ダルタニアン役の米俳優ローガン・ラーマン(19)と同世代の俳優ら数人を監督側に提案。その中から溝端の目の輝きがダルタニアンのまっすぐな姿勢や熱い心をほうふつさせること、ラーマンともイメージが重なると指名があった。
監督は10月中旬に来日し、溝端と面会予定。「バイオハザード4」に歌手中島美嘉(28)を出演させたことがあるだけに、その席で溝端のハリウッド進出が決まる可能性もありそうだ。
溝端は「お話をいただいて大興奮しました!」と大喜び。ダルタニアンについて「友達を大切にするところ、当たって砕けろと先に行動をするところ、女の子の頼みごとは断れないところなど、自分とちょっと似ているところがあるかも」と感想。初の声優挑戦にも「自分なりのダルタニアンを精いっぱい表現したい!」と張り切っている。
また、ミラ・ジョヴォヴィッチ(35)が演じる謎の美女の声を女優の檀れい(40)が担当。洋画の声優は初めてで「見たことのない映像、この映画にしかない興奮をお届けできることがとてもうれしいです」とコメントしている。