ロイター より(以下一部抜粋)


初の海外公演を中国・北京で行うため訪中し、熱烈な歓迎を受けている日本の人気グループSMAPが、16日のコンサートを前に人民大会堂で記者会見を行った。中国国営メディアが報じた。

 「頑張ろう、日本!ありがとう、中国!――アジアは一つ――」というテーマのもとに行われるこのコンサートは、今年5月に来日した温家宝首相がSMAPを招待し、実現したもの。訪中したSMAPとは、唐家セン元国務委員が会談し、首相からの歓迎メッセージを伝えたという。

 木村拓哉は「もう少し(来年)で日中国交正常化40周年だが、僕らのこういう活動が前祝いになってくれたら」と語った。

 中国外務省の姜瑜報道官は、こうした交流を積極的に支持するとし、「中日両国の国民感情が改善するよう期待する」と語った。

 コンサートは16日、北京市内にある工人体育場で4万人規模で開催され、SMAPは中国語で3曲を披露する予定。

 SMAPは昨年に2回、中国公演を予定していたが、中国漁船衝突事件などで中止となっていた。