映画.com より(以下一部抜粋)


>役所広司と小栗旬が初共演を果たした「キツツキと雨」(沖田修一監督)が、10月22日に開幕する第24回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出されたことがわかった。

 今年の同映画祭コンペ部門への“切符”を手にしたのは、「キツツキと雨」に決まった。昨年は熊切和嘉監督作「海炭市叙景」と新藤兼人監督作「一枚のハガキ」の2本の日本映画が選出されたが、今回は唯一の出品作となる。

 映画は、のどかな山村へ突然やってきたゾンビ映画の撮影隊をまとめきれずパニック寸前の新人監督・幸一(小栗)と、無理やり手伝わされるハメになった木こりの克彦(役所)が主人公。当初は距離を置いていたふたりだが、いつしか村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出していく。共演は高良健吾、臼田あさ美、古館寛治、嶋田久作、平田満、伊武雅刀、山崎努ら。

 また、俳優としても活躍するシンガーソングライターの星野源が、主題歌「フィルム」を書き下ろした。「こんなにも面白い作品の主題歌を歌うことができてうれしいです。沖田監督が僕の音楽を深く理解したうえでオファーしてくれたので、自由にやることができ、『フィルム』という言葉にふだん自分が思っていることを詰め込むことができました」と語っている。

 「キツツキと雨」は、2012年2月11日から全国で公開。



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